卒業生の声

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荒岡 碧Midori Araoka

グラフィックデザイナーGRAPHIC DESIGNER

<profile>

26歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

荒岡碧

閉じ込めていたこと、出会った人達に引き出してもらいました。

小さい頃から絵を描くことが大好きでした。ある時バイト先の店長が私の絵をみて、販促のために絵を描くように言ってくれたんです。そこで初めて“売上につながる絵=デザイン”なんだ、ということに辿り着きました。絵を描くことが仕事に繋がる可能性を感じ、デザインを学ぼうと思ったのです。
Macもソフトもこの学校で初めて触れました。これらの便利なツールを使えるようになって、表現の幅が広がるし効率もいいし、なんでもっと早く使わなかったんだろう、と思いましたね。私は、音楽とか数字とかに触れると、そういうものが頭の中にぶわぁっとヴィジュアルとして広がるんです。それが変なのではなくて、アウトプット方法としては有りなんだ、って気づいたのもこの学校の授業でした。自分の中に閉じ込めておこうと思ったことを、「良いね!」って、いろいろな人たちに引き出してもらったような気がします。

今は、『GROUND』に勤めています。楽器ブランドのPVが格好良くて調べていったら野尻大作さんがADだったのです。最初はインターンに近いアルバイトとしての採用でした。だから、自らアピールしていかないと相手にもされないと思い、頼まれもしない担当外のデザインを何通りもつくって、「見てください」と直談判したのです。評価はボロっかすで(笑)もうクビかな、と思ったのですが、その後、正社員として採用してもらえることになりました。
自分にとっては、作ることが当たり前。表現していないと苦しくなっちゃう、と気づいたのは最近なのですが、だからこそ、仕事でそれが果たせられるのはとても幸せなことです。明日もしかしたら死ぬかもしれない。だから、1日1日攻めていきたいと思っています。

清島佐久馬Sakuma Kiyoshima

商空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

27歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

空間デザインには、自分が夢中になれる
全てが詰まっていました。

清島佐久馬

前職は日系ベンチャー企業のソフトウェアエンジニアでした。退職して独立したのですが、仕事そのものへのモヤモヤした感情が大きくなり、経済的にも精神的にも追い込まれてしまったため、将来のことを真剣に考え直すことをしました。働く環境や稼ぎの良し悪しに関係無く、もっと自分が生まれてきた意味を感じられるような、情熱を注げる仕事は一体何なのかと。そんな時、ファッションの空間演出を手掛ける方と出会い、空間デザインという仕事があると知りました。そこには、建築、インテリア、アート、音楽など、自分が夢中になれることが全て詰まっていました。デザインの世界には学生の頃から興味はあったものの、どこか自分ごとではないと思っていましたが、実はこれこそ本当にやりたかったことなのだと気がついたのです。
学んでみて思ったのは、空間デザインは見た目のほかにも、設備、マーケティング、周辺環境など、様々なことを総合的に考えていく必要があるということです。意外とロジカルに向き合わなければならないということが、より一層やる気をかき立てました。センスだけではなく、努力次第で習得ができると思えたからです。

デザインアプローチのワークショップで、共感覚を鍛える授業を受けたことも良かったです。実際に自分の作品を作る際にも、好きな音楽や映画からインスピレーションを得て空間の世界観を固めていくという作業をしました。
修了後は西脇一郎デザイン事務所に就職しました。“どうしてもやりたい”という気持ちを受け取っていただけたのだと思います。大変な仕事なので、「デザインが好き」というざっくりとした気持ちはむしろ、この仕事をしていく上でとても欠かせない要素なのかなと思います。今後の目標は海外の案件に携わることです。空間デザインを通して日本の良さを世界の人々にもっと知ってもらえるような仕事ができたら、それは本当に幸せですね。

黒河内彩音Ayane Kurokouchi

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

25歳 DIGITAL ART STUDIO
WEBクリエイティブ専攻

黒河内彩音

「つくっていれば幸せ」そんな感覚を大切にしたい。

IT会社で営業と事務の仕事をしていたのですが、Webデザイナーになりたいと思って学校に通い始めました。つくるもので勝負する、そんな仕事をずっとやりたかったんです。
東京デザインプレックス研究所には“表現”や“見せ方”にこだわる人が多く、とても刺激になりましたね。コーディングやソフトの扱い方だけではなく、コンテンツをどう見せるかをみっちり学べた事は、今の仕事でとても役立っています。それと、先生には「このサイトにこのような情報が載っているよ」とか、「この文献は役に立つよ」といった、技術をさらに磨いていく方法を教えてもらったことも良かったと思っています。
修了後は、『ダイナマイトブラザーズシンジケート』に就職が決まりました。レシピサイトのリニューアルデザインと、新規サイトを提案から立ち上げるという仕事に携わっています。

Webだけに捉われず、映像や紙媒体との連動も考慮し、企画全体に関わっていることが嬉しいです。実際に現場に入って、デザインの良し悪しの判断は学校で訓練されてはいたのですが、とにかく仕事量が多いですし、業務の幅も広いので、制作のスピードについていくのが大変ですね。それでも、私、仕事でこんなに頑張れるんだ、とも思うんです。仕事に対して、時間を費やしてでもやりたい!と思うのは初めてです。
プレックスプログラムに登壇した姉川たく先生の言葉がずっと心に残っています。「僕は、つくっていればそれで幸せなんです」、そう言い切れるのって素晴らしいですよね。私もそのことを目指していますが、まだ言い切れるほどの余裕はないですね。 でも、仕事現場に就いて、少しずつその感覚に近づいていることを実感しています。

猪野麻梨奈Marina Ino

エディトリアルデザイナーEDITORIAL DESIGNER

<profile>

22歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

猪野麻梨奈

読む人のスタイルを創る雑誌デザインをしていきたい。

この学校に入る前は、バンドの音楽活動をしていました。もし音楽で成功したら、アルバムのジャケットやグッズなど、自分でデザインしたいと考えていたんです。その気持ちがだんだん強く、具体的になっていきデザインを学ぶことにしました。
学校でいろいろな作品をつくっていくうちに、特に雑誌デザインに魅せられるようになりました。雑誌という存在は、読む人のスタイルを創っていくと思うんです。それがどこか音楽にも似ていて…。そんな影響力のある雑誌づくりに携わりたいと思って入社したのが『PEACS』というエイ出版社の制作部門にあたる会社。「For tasty life」という雑誌づくりのメッセージにものすごく感銘を受けたのです。その時はデザイナーを募集している訳ではなかったのですが、ここで働きたいという熱意を伝え、採用してもらいました。在学中はデザインを学びながらも、なかなか自分の思うように表現できなくて、

その度に落ち込んだり、前が見えなくなったりしました。学校の友達と飲みながら「なぜ自分はデザインやっているのか」を語り合うこともありました。今思うと仕事に就く前に、そんな挫折感を味わっておいてよかったかもしれません。それは、なぜ自分がデザイナーを目指すのかを確認して、覚悟ができたから。だから、これからも苦労を強いられるとしても、やっていけるって思うようになりました。
実際に仕事をするようになったら、学校にいたときよりも忙しくて、毎日が追われるような日々。でも雑誌が出来上がるとそんなことも吹っ飛んでしまうんです。自分の名前が載っている雑誌を家族や先生が手に取ってくれるのですが、自分を支えてくれているそういう人達の反応もやる気に繋がっています。

渡邊一平Ippei Watanabe

エディターEDITOR

<profile>

27歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO
雑誌編集&デザイン専攻

渡邊一平

仕事でやっていることって、ライフスタイルの一部なんです。

ファッション、映画、写真、食、自転車...。自分には、やりたいこと、興味があることが多いのですが、それらを全て満たせるような仕事ってないかな、と模索して雑誌編集という仕事に繋がりました。
授業では、実際に雑誌を作っていけるのが良かったですね。取材したり、文章を書いたり...、未経験の状態で雑誌を作り上げる過程は、しんどかったです。実践するから取材をする方にも、「まだ学んでいる最中なので」なんて言い訳はきかない。でも、そんな状況にワクワクしていました。チームで一つのものに取り組み、少しずつそれが形になっていくので、どんどん面白くなってくるんです。やっぱりこの仕事は自分に向いている、と実感しました。
今は、エイ出版社で『Discover Japan』の編集をしています。一番楽しいのは、企画にあわせて誌面のラフを描いているとき。

この人に取材して、こんなことを話してもらって、こういう風にレイアウトして、と考える時間が本当に好きです。かといって、デスクにいるだけでは出来ないのが雑誌作り。外に出て、さまざまなことを見て聞いて経験する必要があるのかなと思っています。でも普段は「ネタ探し」をしている感覚はないんです。仕事でやってることは、ライフスタイルの一部みたいなものなのです。
ただこの仕事はずっと続けるつもりはなくて。9年後くらいに、自分で店をやりたいと思っています。何の店かは、敢えてまだ決めていません。例えば、今の本屋って本を売るだけではなくて、カフェが併設されていたり雑貨が置かれていたりするじゃないですか。編集の仕事を続けていって、その時代のスタンダードのちょっと先を行くお店を立ち上げたいです。

田村彩菜Ayana Tamura

商空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

22歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

「働く」ということに関して、
心構えから叩き込まれました。

田村彩菜

アルバイトでスーツのお店の販売員をしていたのですが、そこでブランドコンセプトから成り立つ店舗デザインなど、徹底したスタッフ教育を受けたんです。それがきっかけで商空間デザインに興味を持ちました。大学でも経営について学んでいたので、ブランドマネジメントの仕組みがとても面白かったんです。
東京デザインプレックス研究所では、見聞きすること全てが刺激的でしたね。社会人経験がないので、「働く」ということに関して、心構えから叩き込まれるような内容でした。先生が手掛けている仕事についてよく話をしてくれたのですが、現場の話は本当に興味深くて、もっともっと知りたくなるんです。それで、色々な質問をして困らせることもありましたね。さらに、課題のプレゼンの際には、先生だけでなくクラスメイトたちのレスポンスがあることがモチベーションにつながりました。それは大学にはなかったこと。キツイ一言だなって思うこともあったけど(笑)、良いことも、そうでないことも、指摘してくれて気づくことがたくさんありました。
就活の際、会社説明会で直感的に入りたいと思った会社に出会いました。

後からよくよく考えてみると、いろいろなことを自らやりたいと思っている人に来て欲しい、という社風が良かったのだと思います。最初の面接から採用まで6ヵ月にも及ぶ長期間だったのですが、その第一希望の(株)ドラフトに入社が決まりました。将来は、空間だけでなくデザイン面をトータルで提案できるデザイナーになりたいです。そして、空間を軸にデザインを経営に絡めてコンサルティングできたら面白そうだなぁと思います。芸術的なものを目指したらアーティストに勝てないし、建物の構造からどうこうするとなると建築家に勝てない。だから、自分はビジネスを軸にしてデザインをやっていきたいですね。

山本卓弥Takuya Yamamoto

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

25歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィック/DTPデザイン専攻

仲間の存在が、デザインを学ぶ上で
大事だったかなあと思います。

山本卓弥

もともと絵を描くことが好きで、イラストレーターやグラフィックデザイナーになりたかったんです。でも高校が進学校だったこともあって、美術系の大学へは進学しませんでした。就活のタイミングになって、やはり自分を繕うことができないということがわかり、東京デザインプレックス研究所に入学しました。
最初は授業が修了したらさっさと就職しよう、と思っていたんです。でも結果的に1年以上学校にいることになっちゃいましたね。授業自体は3ヵ月間でしたが、自分はまだまだ力が足りないと思って、その後も学内の広告コンペとか、TDPデザインラボ、ソーシャルデザインラボに参加していきました。その間いろんな人と知り合って、一緒に作品つくったり、デザインについて語ったりしたことが、技術を学んだ以上に大事だったのかなと思います。
就活の際、入りたいと思っていた会社がちょうどWebデザイナーを募集していました。僕はグラフィックデザインを専攻していたのですが、もともと何でも作れることが理想だったので、現在はその会社でWebデザインをしています。

デザインの仕事でうまくやっていくとしたら、デザイン以外の自分の好きなことも同時に行っていくといいのかな、と思っています。いくらデザインが好きだとしても、仕事でいつも同じテンションを保てる訳ではありません。だから、モチベーションを蓄えるために、好きな音楽をやっていく時間も必要だし、なんなら音楽からの発想をデザインに取り入れるのもいいかもしれない。そんな風にして制作活動にメリハリをつけるようにしています。
まずは、これから自分でやったことは自分で責任を負えるようになるのが目標です。だから、なるべく経験をたくさん積んで、できることをどんどん増やしていきたい。そう思っています。

岡田憲一Kenichi Okada

インタラクションアーティストINTERACTION ARTIST

<profile>

35歳 DIGITAL ART STUDIO WEBクリエイティブ専攻

Webの中に人間の体温が
伝わるような仕組みをつくりたい。

岡田憲一

大手メーカーの製品開発に関わるUXデザインを行っています。また、『LENS』という会社を立ち上げ、人に体験させるということをクリエイションのコアにした活動を行っています。小さい頃からガジェット好きで、Macにも早くから触れていました。機材をどう使えば面白いことができるか…みたいな感じでものづくりするのは、子供の頃から変わらないかもしれません。インタラクションデザインに関わるプログラミングを習得したのも、「これで面白いことできないかな」という探求からきているのだと思います。
この学校でWebデザインを学ぼうと思ったのは、サイトを作ることが目的ではなく、もっと次元の違うインターネットの可能性を感じているからです。ユーザーがネットを使って情報収集だけに限らず、様々なことが体験できるようになる可能性が見えているのに、自分でそのベースになる技術を知らないのはもったいないという考えからでした。実際に、Webデザインを学んで思ったのは、構造や制作するプロセスが実に建築的だということ。大学では建築を専攻していたのですが、何かを構築していく作業がこの2つは似ているんです。でも自分はその枠を超えたクリエイションをしたいと思っています。例えば、インターネットでも視覚的な情報だけでなく人間の五感や体温の伝わるようなイメージを形にしていきたいですね。

今、興味を持っているのは“場をつくる”ということ。それは区画された空間ということではなく、人が集まってできる空間という概念です。実は僕はパントマイムをやっていたことがあるんですが、パフォーマンスに人が集まって“場”が生まれることが面白いと思ったんです。これまでにも、様々な美術館に自分の作品を展示する機会があったのですが、箱の中に作品を設置するというこれまでの常識は変えられると思っています。今後はキャラバンみたいに作品を連れ出して、行く先で皆に楽しんでもらえるようなことをしたいですね。自分はパフォーマーとしてやっていくことは諦めたけど、つくるもので人を集めたり、ワクワクさせることを目指したいと思います。

藤井 珠Tamari Fujii

商空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

25歳 SPACE DESIGN STUDIO
商空間デザイン専攻

藤井珠

全力を出し切る毎日。でも仕事に打ち込めることが嬉しい。

前職はホテルに勤務していました。元々デザインにはものすごく興味があって、幼い頃に展覧会で倉俣史朗やイームズの椅子を見て感動した記憶があります。でもデザインは自分にはできないと思っていて、就職するにしても自分に向いている職ということでサービス業に就いたという経緯があります。ホテルでの仕事を一通り経験して考えたのは、仕事は才能だけじゃなく、努力や経験次第でも実現できる、ということ。だったら自分にもできると信じてみようと思いました。
東京デザインプレックス研究所では本当にたくさんのことを学びました。今、実際に空間デザインの仕事に就いてみて良かったと思うことの一つは人に伝える力を養えたことですね。一つの仕事で動くお金も大きいので、プレゼンの際はクライアントのことを考えて企画し、抜かりなく伝えていかなくてはならないんです。

授業で、課題をこなしてそれで終わりにせず、必ずアウトプットしていたことが良かったです。デザインとはどんなものかを教えてもらったり、自分で考える機会も多かったように思います。綺麗かどうかではなく、綺麗さの理由やそのようなデザインになる裏付けをしっかり見つめるように意識しました。
修了後は、(株)YOに就職しました。飲食店やマンション、シェアオフィスなど、コンセプトからコンサルティングも行う空間デザイン事務所です。現場で働きながら、自分はすべての工程で全力を出していかないと通用しないと実感しています。でも、これだけ打ち込める仕事を手に入れたことが嬉しくもあります。最近、初めて深く関わった案件が竣工したんです。空間づくりはプロセスも楽しいですが、やはり完成した時の達成感っていったらないですね。

今和泉隆行Takayuki Imaizumi

地理人CHIRIJIN

<profile>

30歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO
クリエイティブデザイン専攻

今和泉隆行

地図はインフォグラフィックス。表現のスキルが役立っています。

私は「地理人」として活動しています。都市や地図に馴染みがない人や、苦手な人に対して、面白さと実感がつかめるような仕組みを創っています。7~8歳の時に空想の都市を地図に描き始めて、気づいたら長いこと地図を創っていました。そのうち、本や雑誌、テレビ・ラジオで取り上げられ、本を書く機会もいただき、面白がる人も増えてきました。それでも、この活動が仕事になるとは思っていなくて。できることの切り売りのためデザインの仕事をすることが多く、デザイン表現の上達のためにこの学校で学ぼうと思ったのです。
でも、学んで気付いたのは、私はデザイナーとしてやっていくべきではない、ということ。デザイン一本でやっていて、それでプロになるんだとストイックに学んでいる人たちには太刀打ちできないと思ったんです。

逆に、自分に一本筋を通すとしたら、やはり地図・地理なんだ、とわかりました。軸足を地図・地理に固めたのは、この学校がきっかけ、といってもいいかもしれません。それだけ、学校には面白い人たちがいて刺激的だったのです。デザイナーにはならないとしても、地図を創る作業はインフォグラフィックスですから、この学校で学んだことは様々な場面で役立っています。さらに地理・地図に軸足を固めようとするにつれて、関連の仕事が徐々に来るようになりました。
インターネットで経路検索をする昨今、地図は点と線で結ぶだけのものになってしまっています。地図という媒体は、もっと面で見せてより深い情報を伝えられると思うんです。土地勘のない人にもその地域が手に取ってわかるような、そんな地理情報の編集とデザインをこれからも行っていきたいと思っています。

小関友紀子Yukiko Koseki

インテリアコーディネーターINTERIOR COORDINATOR

<profile>

25歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

在学中に、空間デザインの仕事現場を
見られたのが良かったです。

小関友紀子

インテリアに興味を持ったきっかけは、自分の部屋をきれいに保ちたいと思って、断捨離の本を読んでいたとき。片付いた空間を、もっと素敵な部屋にできないかな、と考えたことがどんどん盛り上がり、仕事にしたいと思うようになったんです。ずっと演劇に携わっていて、それを辞めてからは、何もやりたいことが見つからずにいたので、この気持ちをちゃんとカタチにしようと思ったんです。
東京デザインプレックス研究所の授業は実践的で、ついていくことが本当に難しかったです。でも、実務ではどのような流れで仕事が行われるかがすごくイメージできる内容でした。特に、先生が手掛けた空間を見学したり、クライアントとどのように打ち合わせをするのか、実際にミーティングに参加させてもらったりしたことが良かったですね。プレックスプログラムで様々なクリエイターの話が聞けたことも、モチベーションにつながりました。
就職活動では、学歴や職歴でアピールできるわけではなかったので、ポートフォリオづくりに注力しました。CADが苦手だったのですが、学んだことを取りこぼすことなく作品に表したいという気持ちで頑張りました。

その成果があってか、1社目の面接で採用が決まりました。
今は、住宅メーカーでインテリアコーディネーターをしています。私は「このデザイナーが好き」とか語れる訳でもないし、いわゆるクリエイターっぽくもなくて、それがコンプレックスだったんです。そんな自分でも、こうして空間づくりに携われることが嬉しいですね。コンセプトさえしっかり設定すれば自分でもデザインができるということがわかって、ますますインテリアに対する愛着が増しました。早く一人前になりたいですね。

中 康大Koudai Naka

商空間設計士COMMERCIAL SPACE ARCHITECT

<profile>

24歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

かっこよければいい、
そんな考えを改めさせられた授業でした。

中 康大

子供のころから段ボールや木材を使って何かを作るのが好きでした。中学生の時に木工でスライド式の本棚をつくって金賞をもらったのですが、今思えば、その頃から設計をする仕事をしたいと思うようになっていましたね。
東京デザインプレックス研究所で学べてよかったのは、教えてくれる先生が、実際にバリバリ仕事をしているプロだということ。リアルに役に立つ知識が習得できるところですかね。学ぶ前は、“かっこいいデザインができればいい”ぐらいに思っていたんですが、空間づくりの基本をしっかりと考えた上で取り組むことが、実は大事だということを教わりました。大学では建築を学びながらも、デザインしたものが、実は設備が入らない非現実的なプランだったなんて、この学校で学んで初めてわかりました。結局、学生だから夢のプランしか作れていなかったんですよね(笑)。そういうことを理解しつつプランしていくと、さらにいろいろな壁にぶちあたる。デザインから入ると機能が入らないし、機能から入るとデザインがイマイチだし。それを両方うまく活かすにはどうしたらいいか…。相当悩みながら課題に取り組みました。

そうやって、仕上げた商空間の企画設計プランは、就活の際に非常に役立ったんです。作品を持っていくと、結構細かく見られるんです。ダメ出しされるところもあったけど、「学生でこのくらいのレベルのものを持ってくるのはそうない」と言われ、勉強してきてよかった!と改めて思いました。
結果、大手建設会社の設計部に内定。今後は、商業施設で、その空間の中に集まるお客さんだけでなく、働いている人もイメージして設計ができるデザイナーになりたいと思います。空間の中に人が集まって、空調はうまく稼働するか、ディスプレイをどうするか、掃除はしやすいだろうかとか、そこまで深く考えてプロとして、設計していけるようになりたいですね。

高月憂美Yumi Takatsuki

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

24歳 DIGITAL ART STUDIO
WEBクリエイティブ専攻

高月憂美

Webプロモーションの新しい可能性を切り開きたい。

現在、コンサートプロモーター会社のプロモーション部でWebデザイナーをしています。音楽業界に行きたいと思っていたので、この求人を見つけたときは飛びつきました。Webデザインを学んだ理由は、単にサイトが作れれば仕事が見つかるだろうと思ったからなのですが、結果的に好きな音楽の業界でWebの仕事に就けて良かったと思っています。
仕事では、自社サイトでライブのチケット情報を配信していくのはもちろん、国内外のアーティストのティザーサイトなどをつくったりもしています。
様々なアーティストの世界観や楽曲のイメージをデザインに反映させていったり、ファンの年齢層などを考慮してテイストを変えていったりしています。自分の作ったサイトでチケットの売上が伸びたり、アーティスト自身が「かっこいいサイト、できました!」とかTwittしてくれるのが嬉しいですね。

この学校で学んで役に立っていることは、本当にたくさんあります。まず、デザインの理論。感覚ではなくて、考えてデザインに落とし込むノウハウは、教わらなかったらできなかったでしょう。あとは、Web制作に必要な情報の調べ方を教わったことも良かったですね。そして、プレゼン方法に関しても、発言の仕方や提案する数など具体的に教えてくれたことが役立っています。何より、濃ゆい人たち(笑)と切磋琢磨し、刺激を受けながら学べたことが社会人としての成長に繋がったんじゃないかな。
音楽業界って、意外にまだWebプロモーションのやり方が古いんです。こうしたらいいのに、と思うことがたくさんあるので、切り開いていけるといいですね。そして将来は、プロモーションをトータルで取り仕切れるようになりたいと思っています。

大谷早希Saki Otani

空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

25歳 SPACE DESIGN STUDIO
商空間デザイン専攻

大谷早希

デザインに染まった毎日はとても充実していました。

前職はアミューズメント業界でした、いわゆるパチンコ店で働いていたのです。本当は同じ会社にあるホテル事業部で空間デザインに携わりたかったのですが、その時は武器がなかったんです。なので、デザインをするにあたって必要だと思うこと、空間デザイン、グラフィック、CADの勉強を始めました。
仕事を辞めて学校に通っていたので、時間はあったのですが、これらの授業をまとめて受けるのは本当に大変でした。いつも課題に追われる毎日。でも、先生をはじめ、クラスメイト、スタッフなど、周りにできる人、意識の高い人が多いので、聞けばいろいろ教えてくれたり、同じデザインの話題で話が盛り上がって心の支えになっていましたね。自分の発想やアイデアについて感想を求めると、それについて色々な意見が出てきて、刺激になるのです。そんな環境が頑張れた理由なんじゃないかな。

プレックスプログラムも積極的に参加して、トップクリエイターの話を聞いたことも高いモチベーションにつながりました。とにかく、デザインに染まった毎日はとても充実していましたね。
今は、ラグジュアリーブランドの店舗を主に扱う設計施工会社に勤めています。在学中、実際に現場で使っている資料に触れる事が多かったですし、苦手な計算のトレーニングができたので、即戦力になっていると思います。
前職でやっていた接客のスキルも、自分の付加価値となっているようです。打合せの際にお茶を出して、その時のやり取りでお客様に気に入ってもらえ、お仕事を任せてもらえることになったりして。これからも経験を重ね、使い手の気持ちを一番に考えられるデザイナーになりたいと思っています。

金指 了Ryo Kanazashi

クリエイティブディレクターCREATIVE DIRECTOR

<profile>

27歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

金指了

デザインによる問題解決で、様々な人たちの力になりたい。

もともと将来何になりたいとか、明確な目標はありませんでした。人に興味があるので、気がつくと他人が抱えている問題や、やりたいと思っていることに対して、一緒に考えたり、行動したりするようなことばかりしていました。社会人になってからも不動産業界で働く一方、教育支援のNPOに参加していたのですが、そのことがきっかけでソーシャルデザインやコミュニティデザインに興味を持つように。活動を広く知ってもらうために、アウトプットできるようなスキルが欲しいと思ったので、グラフィックデザインを学び始めたんです。
デザインを広義で捉えて、仕組みづくりのノウハウを知りたいと思っていたので、この学校は理想的でした。通常授業以外にもデザインアプローチのワークショップや、ソーシャルデザインラボに参加して経験したことは、まさにやりたいと思っていたこと。

課題制作でも、知り合いの農家のブランディングを取り上げて作品にしたのですが、自分がデザインできるということを友人が知って、仕事の依頼が来るようにもなりましたね。
修了後は(株)ロフトワークに就職が決まりました。ソーシャルデザインやコミュニティデザインに対して感度の高い取り組みをしていて、一番入りたいと思っていた会社です。官公庁や、教育機関、エンターテイメント業界など、お客様はさまざま。多様なプロジェクトに関わる中で、企画からアウトプットするまでのプロセスは、学校で学んだノウハウがとても役に立っています。今はクライアントの問題解決になるように日々奮闘していますが、いずれ経験したことを活かして、身近な人たちの力になれるといいですね。

山登まり菜Marina Yamato

漫画家MANGA ARTIST

<profile>

23歳 DIGITAL ART STUDIO
デジタルコミュニケーションデザイン専攻

漫画もWebも人に共感して
もらえるものをつくりたいですね。

山登まり菜

物語を考えるのが好きで、中学生の頃から小説を書いていました。同じように絵を描くことも好きだったので、自分が思い描くストーリーを表現するのに漫画は最適だと思ったのです。それで、漫画家になる決意をしたのですが、社会を知らないと漫画でもリアルなストーリーが描けないと思い、大学卒業後はちゃんと就職して社会に出ようと思いました。実は、中学校教員として採用が決まっていたのですが、やはり“つくる”仕事をしたいという気持ちが強く、デザインを学ぼうと東京デザインプレックス研究所に入学しました。
学んでいて特に面白いと思ったのはWebデザインです。Webサイトのデザインって、漫画を描くことと似ているんです。例えば、見る人の視線をイメージしながらページを構成させるというつくり方とか。Webサイトにおいて、どのようなヴィジュアルと文言で表現するのが適切かということは、漫画を描く上でも参考になっています。デザインアプローチの授業では、新しいものの見方を発見できたことも良かったですね。この学校に通った経験自体も、ストーリー構築においてのアイデアの源泉。いろいろな人たちに出会い、様々な意見を聞けたことが、自分の引き出しを広げる弾みとなりました。

1年間デザインを学び、修了後はIT会社のWebマーケティング部にWebデザイナーとして就職が決まりました。それと同時に、自分の漫画が大手出版社のまんが新人大賞金賞を受賞したんです。それで、今はWebデザインの仕事をしながら、漫画を描いています。Webデザインでも漫画でも、何かをつくっていく際に、壁にぶつかることはよくあります。アイデアが浮かばなかったり、思うように表現できなかったり。でも、どんな壁でも乗り越えられると信じるようにしているんです。何か方法がないか、とにかく行動することが大事なのかなと思います。これからも、漫画にしてもWebにしてもたくさんの人に共感してもらえるようなものをつくっていきたいと思っています。

赤木一紀Kazuki Akagi

3DCGクリエイター3DCG CREATOR

<profile>

29歳 SPACE DESIGN STUDIO
CAD/3DCGデザイン専攻

赤木一紀

空間プレゼンテーションの最先端を追い求めていきたい。

現在、3DCGクリエイターとしてCG制作会社で働いています。マンション・戸建て・商業施設のほか、街づくりのプロジェクトなど、幅広い空間提案に携わっています。この会社で働きたいと思ったのは、映像でのプレゼンテーションにも目を向けているという点です。紙の中での空間提案だけでなく、見る人がその空間を歩いている感覚になるような、空間プレゼンの最先端を追い求めていけるところにやりがいを感じています。
就活では、やはりポートフォリオづくりに力を注ぎましたね。仕事でなくても、パース作品をつくるときにいつも考えているのは、現実的にその空間が作れるかどうかということ。「デザインはかっこいいけど、どうやって作る?」「この店の座席数は少ないけど、それで利益があがるのか?」といったように、

設計や店舗運営のことも考慮して、いつも自分に問いかけながら作っていました。東京デザインプレックス研究所に通って良かったと思うことは、人の目を引くCGの作り方が学べたということです。あとは、いろいろな人からデザインや表現についての話が聞けたこと。3DCGの講師はもちろん、グラフィックの講師や、就職相談をしたカウンセラーにも自分の作品を見せて、たくさんのアドバイスをもらいながらスキルを磨けました。プレックスプログラムに登壇した谷尻誠さんに作品を見てもらったこともありました。さらに、他の専攻の学生の発想に感化されることも多々有りましたね。こうして、垣根のない開けた環境で自分の創作意欲がどんどん膨らんでいきました。この学校で知り合った友人たちとは、将来何か一緒にプロジェクトを起こすことができれば…とも、考えています。

樋口禄馬Rokuma Higuchi

アートディレクターART DIRECTOR

<profile>

22歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィック/DTPデザイン専攻

自分の創ったもので、
人の心を揺さぶりたい。

樋口禄馬

大学では、物理を専攻していました。絵を描くことが好きだったのですが、それがどうしても仕事と繋がるイメージがなくて。卒業後の進路を考えるようになり、クリエイティブ系の仕事もいろいろあると気づくようになったんです。大学では、学祭の広報をやっていたのですが、販促物をつくっていて「面白いな!」と。それでダブルスクールすることにしました。つくる作業も好きですが、企画したりアイデアを出していくスキルも身につけたかった。だから、考えなければいけない課題に満ちているこの学校はぴったりでした。毎回、通常授業やプレックスプログラムの中で考え、家に帰って考える…。悩むくらい考えて見えてくることがあって、自分なり答えが出たときに少し自信になるんですよね。
チームで仕事をする難しさも知りました。ディスカッションのとき、僕はスムーズに話が進んで行く所に割って入って止めちゃうタイプなんです。なんとなく話が進んでいく状態が嫌なんですよね。でも、みんなにはウザいと思われちゃう(笑)。じゃあ、話の途中で「本当にそれで皆納得してるのかな」と思うときにどう伝えればいいのか、ということも考えたりしましたね。

就活では広告代理店を中心にアプローチしました。大手広告代理店にも内定をもらったのですが、入社を決めた会社はベンチャー。理由は、新しい社風の中でこの会社にしかできない事業に携われることと、仕事の案件に対して最初から最後まで任せてもらえる環境だったからです。広告ってこれからどうなっていくのかな、と考えつつ、自分が今後やっていきたいと思うのは「深告」というコンセプト。単に、広く伝えていく「広告」から、もっと人の心を揺さぶるようなものを創っていくには…ということを常に考えています。自分が創ったものを見て、誰かがそれについて深く考えるようになったり、人生の価値観を変えるような、そんな仕事をしていけたらいいなと思っています。

浦辺昌代Masayo Urabe

商空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

31歳 SPACE DESIGN STUDIO
商空間デザイン専攻

浦辺昌代

大好きなアートの世界でデザインの力を発揮できたら。

前職は営業や人事など様々な仕事を行っていました。空間デザインに興味があったものの、仕事が忙し過ぎて転職をするという考えに至らなかったため、実際に空間デザイナーとして転職できたのは、30歳になってからでした。でも、自分では一番良いタイミングだったと思っています。次の全く新しい仕事に舵を振り切ることができたのは、前職を悔いなく全うしたからこそだと思っています。実際に、空間デザイン事務所に採用され、その理由を社長に聞いてみたのですが、打合せに連れて行っても恥ずかしくないと思ったから、と言われたのです。営業経験があることなどが、評価につながったのかなと思っています。とはいえ、全くの未経験だったので、空間デザインのベースは、この学校でみっちり学びました。特にCAD実務で必要なことをしっかり教えてもらったことが、役に立っていますね。

企画からプレゼン、デザインまでの工程も学校で教わった通りでした。予めワークフローがイメージできたことも良かったと思っています。
仕事で自分の描いた図面やパースが、具現化するのは何だか不思議な気持ちです。でも、それが一番のやりがい。先日もレストランのレセプションパーティーがあったのですが、自分が手掛けたお店で食事ができるなんて、なんて贅沢なんだろう、と思いましたね。
私には、この先の目標があります。もともと音楽や写真、ダンスなどに触れる機会が多かったのですが、そういう世界には才能や実力があっても世に出ていかないクリエイターやアーティストがたくさんいると思います。そんな彼らを企業やビジネスと結びつけることができたらいいですね。いつか空間デザインというアプローチから実現していきたい、と考えています。

熊川俊介Shunsuke Kumagawa

グラフィックデザイナーGRAPHIC DESIGNER

<profile>

28歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィック/DTPデザイン専攻

落ち込んだ時に、僕を奮い立たせて
くれたのは仲間の活躍でした。

熊川俊介

家族皆がデザイナーだった僕は、自分だけはそれ以外の職業を目指そうと、以前は考えていました。とはいえ小さい頃からデザインが身近にある環境だったので、やはり何かをつくることが好きだったんですね。デザイナーである父に、「そんなに簡単になれる職業じゃない」と反対されていたのを押し切ってこの学校に入学し、父を見返すつもりでデザインに打ち込みました。
授業期間はまず、Macやソフトを手足のように扱うことを目標に習得しました。実務で使う方法を具体的に教わったので、自分の頭の中にあるものを効率よく表現できるようになる実感がありましたね。受講修了後も、デザインラボで野口孝仁さんの授業を受けたり、受講生でつくったデザインユニットに入ってクライアントワークをしたり、様々なコンペに作品を出して、いくつか賞を獲ったこともいい経験になったと思います。特にシックスアートアワードで、同時に2つの賞をいただいたことは嬉しかったです。その後就活をして大手広告制作会社に採用が決まったのですが、実は4か月で退職することに。仕事の厳しさは覚悟して挑んだつもりなのですが、想像をはるかに超えていました。

力が足りないことを思い知らされて、しばらくは前に進めなかったですね。でも、今もあの厳しい現場でつくり続けている人がいるということや、同じ時期に就職した学校の仲間の活躍を耳にして、ヘコたれていられない、とまた就活を始めたんです。この学校に入る時、絶対に諦めないと決めたことも思い出して…。そして、もう一度デザイナーとして就職が決まりました。1度挫折を味わってみて、改めてこの仕事で大事なことを振り返ったのです。分かったことは、デザインをやっていく時に自分の思った通りにいかないことの方が多いということ。その時にどう修正していくかがプロの底力なんだってこと。今は、そのことを強く意識して仕事に向き合っています。

辻之内孝信Takanobu Tsujinouchi

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

31歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO
クリエイティブデザイン専攻

辻之内孝信

デザイン・料理・華道、どれも人を喜ばせたい思いは同じです。

自分はもともとパティシエでした。勤めていたレストランの料理長がお客様を楽しませるためのパフォーマンスを欠かさない方で、振り返るととても影響を受けたなぁ、と思います。華道を始めたのも、料理の飾り付けに花を使っていたことがきっかけでした。デザインに興味を持ったのも、実は料理がきっかけ。料理人は表現したいことをお皿に盛りつけていくのに対して、デザイナーはそれをデジタルで表現していくという解釈をして、やってみたいと思うようになったのです。
それから、Webデザイナーに転身したのですが、仕事をしていくうちにベースになるデザインそのものの真髄を学びたいと思い、東京デザインプレックス研究所に入学しました。修了後、Webサービス会社に就職しましたが、クリエイティブデザインの授業で学んだ内容はUIやUXを考える上でとても役に立っています。

講師が言っていた「とにかく感じてください」という言葉がすごく印象深かったですね。インスピレーションはいつでもどこでも感じることができるものだと実感しています。
今は、料理や華道でのクリエイションをWebデザインに活かせないかと探求しているところです。この学校の仲間とも、新しいWebサービスを一緒に制作しようと話しているんですよ。自分は、これまでジャンルを問わず、そのとき興味を持ったものにのめり込んできましたが、表現の仕方を変えただけで、人を楽しませたい、喜ばせたいという思いはいつも同じです。正直10年後は何をしているか分からないですが、今後もやりたいことがあればどんどん挑戦していきたいですね。

五十嵐香澄Kasumi Igarashi

商空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

28歳 SPACE DESIGN STUDIO
商空間デザイン専攻

五十嵐香澄

“空間”という枠を超えたデザインを学べて刺激的でした。

空間デザインに興味を持ったのは、保育士の仕事をしていたとき。行事を企画し、壁面に装飾をして、空間づくりをするのが楽しかったんです。子供や保護者の反応を見て、「空間が人に与える影響って面白いな」と思うようになったことがきっかけですね。
これから、デザインを仕事にしていくとしたら、“空間”という枠に縛られず、広義でデザインを捉えて学びたいと思ったので、学校のプレックスプログラムは魅力的でした。グラフィックやWebなど他の専攻の受講生とディスカッションできたのが良かったですね。同じ目標に向かって、違う視点から考えているのが、すごく面白くて…さまざまなクリエイティブの発想に触れることができて刺激的でした。
空間デザインの授業も、デザイン会社の講師陣に直接指導を受けたことが役に立っています。

技術はもちろん、クライアントの考えをどのように実現させるか?この予算で何ができるか?など、表面的ではないところまで学べたのが有意義でした。
大変だったのが、就活用のポートフォリオ制作。思っていることを表現するのが、とにかく難しくて。まず、日常の中の“気づき”を大切にし、自分の引き出しにしまっていきました。そうすると、何気ない友人との会話の中にデザインのヒントを見つけたりすることもできるんです。さらに、作品をストーリー性のあるものに仕上げたかったので、たくさんの絵本を参考にしました。こんなところで保育士をやっていた経験も活かせて、なかなか自分らしい作品に仕上がったのでは、と思っています。
自分の携わった空間でたくさんの人に何かを感じてもらいたい。さらに、早くいろいろ任せてもらえる空間デザイナーになりたいですね。

大谷友之祐Yunosuke Otani

グラフィックデザイナーGRAPHIC DESIGNER

<profile>

22歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

大谷友之祐

イラストとサッカー、これらが就活で役立ったかもしれません。

この学校に通う前は体育専攻の大学生で、毎日サッカーをやりながらもイラストレーターになりたいと思っていました。みんなが筋トレ中に、自分は練習をさっさと切り上げて寮でずっとイラストを描いているような感じだったんです。それでイラストレーターになる方法を色々調べていくと、デジタルスキルが必要になってくるとか、他にもグラフィックデザイナーという仕事があると分かりました。それで、この学校に通うようになったのです。 それまでは紙とペンで自分の好きなように絵を描いていたのでデジタルは大きなハードルでした。Macを目の前にすると技術が伴っていなくて何も描けなくなりましたね。在学中は、そのときのことがあまり思い出せないくらい必死でした。それでも、やっていこうと思うモチベーションになったのは、学校の修了生のポートフォリオです。

みんなゼロから始めて、すごい作品をつくっているのだから、自分にもできるはず… そう考えて頑張りました。
修了後は『MOUNTAIN BOOK DESIGN』に就職しました。未経験の自分を採用してくれた真意は分からないのですが、思い当たるのはイラストが描けるということでしょうか。あと自分がサッカーをやっていたこともあるかもしれません。というのは、代表の山本さんが仕事中も足元にサッカーボールを置いているくらいのサッカー好きなんです( 笑)。仕事ではクライアントのことをもちろん考えつつも、尊敬する上司に認められたい、期待に応えたいと思って、デザインに向き合っている状況です。今はたくさん経験を積んで、いずれ自分のイラストを活かしたデザインを様々なジャンルで展開できるようになりたいです。

吉田陽子Yoko Yoshida

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

28歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィック/DTPデザイン専攻

仕事では「人がどんなことに感動するのか」
に向き合っています。

吉田陽子

大学では油絵を専攻していました。絵を描いているのは楽しかったんですが、一方的な表現をしていたら、しんどくなってきちゃって。ちょうど、友達にロゴやポスターのデザインを頼まれることがあり、人のためにつくるデザインという進路にたどり着きました。
この学校で私が目標としていたことは、アンテナを広く張って視野を広げること。自分の世界を表現することから一線引いて、様々なものの見方でつくっていくことを強く意識しました。それでも先生は私の個性を引き出してくれて、そんな授業が楽しかったですね。個性を活かしつつ、仕事としてのデザインの在り方を教わったり、アイデアの引き出し方など教えてくれるのも視野を広げることに繋がりました。
プレックスプログラムにも積極的に参加していたのですが、面白かったのは、自分が専攻している分野以外のプロの話です。特に、建築とか空間デザインのプロセスには、グラフィックをやってるだけじゃ思いつかない発想がいっぱい。でも、根底は同じだったりするから、制作のヒントになるんです。そのことに気づいてからは、グラフィック専攻以外の修了生作品を閲覧してみたりしました。

そうやって、自分の世界を表現するアート活動よりも、デザインが楽しくなっていきました。受講が終わったら、もうすぐにでも仕事現場に入りたくて、ポートフォリオもそこそこにデザイン事務所に就職しました。今、仕事をしているのはWebデザイン。グラフィックを勉強していましたが、配色や文字の配置など、デザインの要素はすごく活かされています。仕事をして改めて「人がどんなことに感動するのか」ということに向き合っているような気がしますね。学校にいて、納得がいくまで勉強するのも方法だけど、私はベースができたあと、すぐ就職してよかったと思います。実践することで身につくこともありますから。ともあれ、この学校で今の仕事やデザインを知るきっかけを作れて良かったと思っています。

大森省吾Syogo Omori

インテリアプランナーINTERIOR PLANNER

<profile>

22歳 SPACE DESIGN STUDIO インテリアデザイン専攻

仕事、プロになること、
その多くを教わりました。

大森省吾

大学在学中、進路を考えたときに、住空間に関わる仕事をしていきたいと思ってこの学校に通い始めました。大学2年の始め頃で就活するにはまだ早い時期でしたが、単純にこの学校面白そうだなと思って。この学校に通う人たちのほとんどは社会人。そういった人たちとコミュニケーションをとるだけでも、かなり勉強になりましたね。本気度の高い人たちが多い授業では、プランを考える際にも皆アイデアがポンポン出るし、考えを伝えるのがうまいし...。最初のうちは圧倒されるばかり。さらに、課題をやってこない、というのはもってのほか。期日までに何がなんでもやっていかなければいけない状況は、仕事って、プロになるのってこういうことなんだという気づきにもなりました。そんな授業についていくのは大変だったけど、好きな事だから知らなかった事がわかるようになったり、できなかったことが着実にできるようになるのが楽しくて、夢中になって勉強しましたね。そして、同じ目標を持つ人たちが集まるからクラスの仲も良かったのが自分の支えにもなっていたと思います。授業以外でも先生を囲んで食事をしたり、飲みにいったりするのが楽しみでした。

その中では、年上の先輩たちにたくさん相談しましたね。社会人になるにあたって必要なことや、就職活動のこと、あと恋愛相談も(笑)。
修了後、就職活動を始めてすぐ、第一希望のセキスイハイムに内定をもらったのです。ダブルスクールしながら、勉強していたことが評価されたので、遊ぶのを我慢して学校に通ってよかったなと思いました。会社では、いつか全国表彰で1位になりたい。そしてゆくゆくは、自分の店を持ちたいですね。小林幹也さんみたいにインテリアデザイナーやりながら、セレクトショップをつくるのが僕の理想です。

渡辺裕輔Yusuke Watanabe

商空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

27歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

楽しいのは空間づくりのプロセス。
妄想してワクワクします。

渡辺裕輔

いい店を見つけて飲みにいくのが好きでしたし、飲食店のスタッフとして働いていたこともあり、客という立場だけでなく、いつしか店員の目線でも店舗を見るようになったのが、空間デザインに興味を持ったきっかけです。デザイナーってちょっと格好良いかも、って。でも実際に学んでみると、真逆でしたけどね(笑)。もっと泥臭いというか、今やってる仕事でも自分で塗装したり、木材切ったりすることもありますし。
特に、設備について学ばなければいけないのは予想外でした。計算が苦手なので苦労しましたね。でも、設備のノウハウは学んでよかったと心底思います。職場では、美大でデザインを学んだ人が多いのですが、設備についての知識がなく現場に入ってから苦労したようです。だったら、勉強している時に苦労しておいてよかったと思いましたね。
空間デザイナーって、手掛けている空間が出来上がったときにやりがいを感じる、という人が多いのですが、僕は逆にそのプロセスが楽しい。プランニングの際に、「こうしたら良くなりそう」「このアイデアは、他にないかも」とか考えるのが本当に好きです。空間が出来上がって、そこに人がどう関わるのか、いつも妄想してワクワクしているんです。

妄想とは異なる方向に進んでいくこともありますが、それもまた面白い。「こんな使い方もあるんだな」という発見にもなります。
今の仕事では、シャープでスタイリッシュなデザインの案件が多いのですが、いつかグリーンや癒しをテーマにした空間づくりができるといいなと思っています。実は、イギリスで環境学を勉強していたということもあり、ランドスケープデザインにも興味があるんです。屋上緑化や地域単位のデザインに将来携わりたいですね。そして、いつかは海外に出たい。豊かな自然があってヨーロッパの文化が根付いているメルボルンを拠点にして活動していくのが目標です。

松崎彩花Ayaka Matsuzaki

グラフィックデザイナーGRAPHIC DESIGNER

<profile>

25歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィック/DTPデザイン専攻

プロのこだわりに触れたことが、
現場でやっていく力に。

松崎彩花

大学では、デザインを専攻していたのですが、どちらかというとアート寄りの感性を磨く授業が多くて、仕事でものになるようなスキルは身についていませんでした。就活もしたんですが、なんとなく身が入らなくて…。一旦デザイナーという職業に就くことは諦めたんです。でもやっぱり、デザインに対する思いが収まらくて、改めて一から学び直そうと思い、東京デザインプレックス研究所に通うことにしました。
この学校では、スキルだけでなく、仕事としてのデザインの在り方など学べたことが本当に良かったです。霧が晴れるようにデザイン業界への道筋が見えてくる実感がありましたね。さらに、トップデザイナーである講師のもとで学べたことも、刺激的な経験でした。デザインワークの工程でプロがどんなところにこだわるのか、を知れたことは、未経験でも現場でやっていける力になりました。特に、アイデア出しのノウハウを習得したことで、考えることが楽になったし、且つスピーディーになったと実感しています。
現在は、就職の際に第一志望だったファッションブランドのアートディレクションを行う(株)フェイスで、グラフィックデザインを担当しています。ブランドコンセプトに基づいて、広告・ムービー・Webなど、様々な媒体のビジュアルづくりに携わっています。もともと、ファッションが大好きなので、この仕事環境はワクワクしますね。

楽しみで眺めていたファッション誌も、今では仕事の資料に。
明らかに以前とは見るところが違っていて、レイアウトや文字組が気になったり、いい写真だと思ったら、スタイリストやフォトグラファーをチェックするようにもなったりして。アートディレクションする際、「こういうイメージで撮影したいから、この人にお願いしよう」というふうに考えるんです。現場に入ってみて学ぶことも多いですよ。特に、クライアントや制作スタッフに対する接し方などですね。
皆でいいものをつくっていこうという現場の中で、自分がどれだけ気配りできるかということは、常に考えていかないといけないですね。これからも、たくさん経験を積んで将来に繋げたいです。そして、クライアントが求めている以上の驚くようなデザインを、世の中に出していきたいと思っています。

芦田宗矩Munenori Ashida

グラフィックデザイナーGRAPHIC DESIGNER

<profile>

32歳 DIGITAL ART STUDIO
デジタルコミュニケーションデザイン専攻

芦田宗矩

デザインのやりがいは「良いね」という人の反応です。

この学校に通い始めたのは30歳になってからなのですが、それまでもずっとクリエイティブ職でやっていきたいという気持ちがありました。もういい歳だったんで、学校では攻めていこうと決めていたんです。なので、在学中でも仕事を取ってきてクライアントワークをしようと思っていたところ、賛同する仲間がいて、4人で「village」として活動することになりました。学校のスタッフに紹介してもらったフリーアナウンサーの方の名刺作りを皮切りに、展覧会の販促物や、酒蔵のラベル、ホテルの内装に施すグラフィックを手掛けたこともありました。一番印象に残っているのは、装束の織物をデザインしたことです。自然のもの八百万のものをモチーフに、現代から100年後に継ぐ新しい解釈としてテキスタイルをデザインしました。紙以外、しかも印刷物ではないものをつくるのは、もちろん初めて。

デザインを職人さんに渡して織物にしてもらうので、正直仕上がりが楽しみでもあり、不安でもありました。でも、仕上がって実際に神主の方に袖を通してもらった時に「良いですね」と言ってもらったのが嬉しかったですね。デザインのやりがいって、こうした人の反応だよなぁと感じました。
現在は、『ダイナマイトブラザーズシンジケート』に勤めています。採用の決め手は、グラフィックもWebも対応できることが大きかったかもしれません。最初は、Webデザイナーとして採用され、今はグラフィックがメインの仕事になっていますから。自分がこれから目指していきたいことは、日本のデザインのいいところを海外に広げられるようなクリエイションをすること。そして、デザイナーという職業をボトムアップしていきたいとも思っています。

瀬谷真央Mao Seya

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

23歳 DIGITAL ART STUDIO
WEBクリエイティブ専攻

瀬谷真央

初めてと言っていい就活。ずっと続けたい仕事に出合えた。

前職は、ネイリストでした。勤めていたお店のWebサイトをリニューアルするのに携わったことがあるんです。ネイルの仕事も好きだったのですが、専門家でなくても家で簡単にできるネイルツールが開発されていくのを目の当たりにして少し不安に思って。Webの知識があれば、割とどんな業界でも役に立つかなと思って勉強を始めたんです。
やってみると面白くて、のめり込みましたね。特に、jQueryが好き。作業してアップしたときに、自分の思い通りに動きが出ると嬉しくなります。黙々とコーディングしながらソースを美しくしていくのも楽しいんですよね。勉強していないときでも、かっこいいサイトを探したり、雑誌をながめて誌面デザインからアイデアを出していったりしました。
授業修了後は、すぐに就職活動を始めました。

実は、前職は知人の紹介で職場が決まったということもあり、ちゃんとした就活は初めてでした。自己分析や書類作成をしていくうちに、ふと「これでいいのかな」と、自分に自信がなくなってきたりして...。それでも、学校のスタッフに相談すると、先に光が見えてきてやる気になるんです。具体的な活動方法を教えてくれたり、温かい言葉をかけてくれたことが、大きな心の支えになりました。そうしているうちに、広告代理店に就職が決まったのです。その会社では、未経験者の採用は初めてなのだそう。決め手は、ポートフォリオと、いかに自分がサイトづくりが好きかをアピールしたことでしょうか。
仕事現場では、まだまだ学ぶことも多いのですが、つくづくこの仕事は適職だなって思います。サイト制作は技術の変化も著しいのですが、これからもスキルを磨いてずっと続けていきたいですね。

矢口鉄也Tetsuya Yaguchi

インテリアデザイナーINTERIOR DESIGNER

<profile>

30歳 SPACE DESIGN STUDIO インテリアデザイン専攻

ライフスタイルを
提案できるような店を持つのが目標です。

矢口鉄也

前職では、化粧品メーカーで口紅やファンデーションをつくっていたのですが、ずっと、自分にしか作れないものを作りたいという願望があったんですよね。インテリアだけでなく、建築や洋服、雑貨などを見るときにも、「自分ならこうするのに…」と考えてしまうんです。実は、自分がインテリア業界を目指すきっかけをくれたのは、妻でした。妻は前職の同僚なのですが、今はパティシエをしています。自身も仕事をしながら製菓学校へ通い、異業種に転身した経緯がありました。「自分ならこうするのに…」と悶々としている自分に、思い切ってやりたいことを目指してみたらと。きっと、彼女の成功体験を伝えたかったんだと思います。そこで意を決して、自分も転身を目指して勉することにしたんです。
受講を開始して良かったと思う点は、自分と同じインテリアが大好きで、業界を目指そうとしている共通の意識があるクラスメイトや、現役で活躍している講師と出会えたことですね。受講中は、仕事との両立だったので、業務の繁忙期と重なる時期はとてもしんどかった記憶があります。でも、趣味でやっているマラソンと似ていて、一歩一歩前へ進めばゴールできると信じて進めました。

あまりに先のゴールを見てしまうと疲れてしまいますが、目の前の事だけを意識して動き続けることに専念しました。現在は、キッチンメーカー『クッチーナ』で設計担当として働いています。設計だけではなく、お客様の要望のヒアリングからプランニング、提案まで。お客様の住空間の限られたスペースの中でいかに要望を叶えてあげられるか?キッチンを通してその人の生活全体を見渡せるか?が肝になります。やはり、そんな時でも、キッチンを頻繁に使う妻のニーズや意見が、とてもいいヒントになっているんですけどね。将来的には、ライフスタイルを提案できるような、衣食住をトータルで提案できるような自分の店を持てたらいいなと考えています。今の仕事の中でしっかり頑張って、着々と夢を実現させていきたいですね。

川ノ上和文Kazufumi Kawanoue

空間プロデューサーSPACE PRODUCER

<profile>

27歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO
デザインストラテジー専攻

多くの機会に満ちている
学校のオープンなところが好きでした。

川ノ上和文

東京デザインプレックス研究所の事を知ったのは、留学サポートの会社で勤務していた北京でのことでした。街を巡って商業施設などを見て回るのが好きでしたが、日本のヒカリエやKITTEなどのように、中国にはコンセプトを持った施設があまり多くないんです。箱を用意して、その中にありきたりな商品をただ並べているという空間ばかりだな、と考えていくうちに、自分でも空間に仕掛けられているコンセプトを考えたり、集客するプランを企画して、空間プロデュースができたらと思うようになり入学しました。つまり、空間(ハード)の中で行う企画(ソフト)に興味があったんです。
ですから、学校で空間づくりの考え方を、実践を通して学べたことがよかったですね。デザインストラテジーの授業では、仕事に関わり合う上での提案力が大きく磨かれましたし、空間デザインの授業では、空間設計の知識や技術だけではなく、流行る店、人が集まってくる店を作るための具体的なノウハウを知れたことが、自分にとっては大きな収穫でした。総じて、現場のプロの話が聞けたのが良かったと思っています。

また、受講期間中に、講師とクライアントとの打合せに立ち会える課外活動があり、意気込みがあればたくさんの機会に満ちている校風というか、学校のオープンなところが好きでしたね。
現在は、コンベンションセンターなどの施設運営を行う会社で働いています。委託を受けている施設の中で、イベントや展覧会、会議などの企画・設計・運営を施設担当としてサポートするんです。ですから、空間(ハード)を活かして企画(ソフト)を実施する仕事といえるかもしれません。今後は中国語や英語を生かして海外とつながりのある企画を進めていくつもりです。

渡邉 唯Yui Watanabe

パッケージデザイナーPACKAGE DESIGNER

<profile>

26歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

渡邉 唯

いつでも情熱を持ってデザインしたい。

学生の時、アメリカに留学をしていました。最初は総合的に何でも学べるような専攻にしたのですが、「何で好きなことを勉強しないの?」と友達に言われた事をきっかけに、グラフィックデザイン専攻に転部したんです。卒業後日本へ帰国し、就職活動をしたら全て不採用。日本のデザイン現場で通用するために、補強したい部分を短期間で学べる場所はないか?と駆け込んだのが、この学校でした。アメリカのグラフィックデザインの授業は、割と大雑把。だから、グラフィックソフトの操作面も含めて、細かく技術が学べたことが確実なスキルアップになりました。それまでは、自分ができる狭い範囲の技術で制作していたので、表現力UPにも繋がったと思います。
クリエイティブ業界って、就活情報が得にくいもの。自分一人で就職活動した時は、ポートフォリオの作り方すら全く分かりませんでした。

この学校で、個別に履歴書からポートフォリオ作成まで、細かく指導してくれたので選考もスムーズに通るようになったんです。カウンセラーが一緒に考えてくれて、的確にアドバイスしてもらえたのが本当に心強かったですね。
今は、化粧品メーカーでパッケージデザインを中心に制作しています。私はデザインをする際、「外に出る」ことを心掛けています。Webから多くの情報が手に入りますが、自分が調べる範囲での限られた情報ですよね。駅の構内、電車の中、看板など…外に出れば自然と情報が入ってくる。また「情熱をもってデザインをする」ことも重要だと思います。ワクワクして創った物は人にも伝わるのか、最終的に修正も少ないんです(笑)。これらを忘れることなく、さらにスキルアップしていきたいと思っています。

落合翔太Syota Ochiai

空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

24歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

人一倍やらないと。
いくら学んでもまだ足りない、って。

落合翔太

幼少の頃から絵を描いたり、ものを作ることが大好きだったのですが、学校の教員だった両親の影響を受けて、自分も教員を目指していました。でも、やはり何か作りたい、デザインする仕事がしたいという気持ちが強くなり、東京デザインプレックス研究所に通い始めたんです。
とは言うものの、全く知識がありませんでした。そもそも自分は、空間デザインをするのに図面を描く発想がなかったんですよ。CADを勉強するにしてもパソコンすら全くの初心者でしたし。そんな状況でプロを目指すんだったら、自分は人一倍勉強しないといけないと、いつも思っていましたね。「まだ足りない、もっとやらなきゃ」って。作品をいろいろな人に見てもらったり、公開プレゼンテーションに参加したり、恥ずかしいと思う気持ちを振り払って積極的に学びました。その甲斐あって、楽しみながら色々なことを吸収することができました。
特に、手描きでパースを描くノウハウは目から鱗でした。実はこの学校に通う前も、部屋のパースを自分流で描いていたことがあるのですが、なかなかうまく描けなくて。

そういう前提があったので、美しく描くテクニックを教わり、自分の表現力が磨かれていったのは嬉しかったですね。平面図をみて、頭の中でそれをパースに置き換えたりして。始めは苦戦していた図面やCADも自分なりに理解できる方法で習得していきました。
今は、空間デザイン事務所に勤めています。忙しい毎日ですが、ずっとやりたかったデザインを仕事にして、今でも「デザインが好き、デザインしたい」という気持ちは変わりません。これからも、目標に向かってスタートを切った時の初心を忘れないようにしたいです。

猿渡大輔Daisuke Endo

グラフィックデザイナーGRAPHIC DESIGNER

<profile>

21歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

猿渡大輔

放って置かれてるもの、良いデザインにしたくなりますね。

祖母がグラフィックデザイナーで幼い頃からデザインに触れていたし、服が好きなのでずっとアパレルでバイトをしていました。だから、大学卒業後の進路を考えたとき、アパレル関係のグラフィックデザインをやること以外にイメージがなかったんです。受講修了後は(株)デイトナ・インターナショナルに就職が決まり、販促企画部で制作をしています。
これまでも、知り合いがやるイベントのフライヤーやタイムテーブルなど作っていました。でも独学だったので、この学校で知らないことがたくさんあったと気づくと共に、それらを補うことができました。また、自分で作りたいものと、求められるものとを両立させる意識ができたことも大きいですね。
世の中、もっとデザインができるのに放って置かれているものがたくさんあると思うんです。それらを何とかしたい。

ちょっとしたもの、例えばさっき言った知り合いから頼まれたイベントのタイムテーブルでも、その人以上にこだわってウザがられたりして...。頼まれてもいないんですけど、自分がつくったものとして人の目に留まるとしたら、やっぱり良いものを出したいんです。周りに、映像やってたり、写真やってたり面白いやつがたくさんいて、それぞれに良い作品をつくったりすると、自分も「やってやろう」ってなっちゃいますよね。
もちろん仕事も、そういうモチベーションを持ってやっていきたいです。ブランドやショップの販売促進をするにあたって、印刷物をデザインする以外にも方法を考えて取り組めるようになれたらと思っています。店舗のディスプレイを変えたり、イベントを打ったり、その時々の課題に適した解決方法を考えて、発信していけるようになりたいですね。

糸川奏子Kanako Itokawa

空間プロデューサーSPACE PRODUCER

<profile>

28歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

次の時代を担う、
そんな意識を持って仕事をしていきます。

糸川奏子

空間デザインの勉強を始めようと思ったのは、自然の成り行きでした。学生の頃から、ジェームズ・タレルや宮島達男のような、空間に入り込んで行って、世界観を体感できるようなインスタレーションが好きでしたし、フランスに留学した際、生活の中に自然に馴染んでいるデザインの存在に気づいたということも影響していると思います。その後、社会人になって不動産会社で賃貸やリフォームの営業をやっていたのですが、もっとデザインで提案できるような仕事をやっていきたいと思うようになりました。
空間のコンセプトを決めるために、街を歩きながら、キーワードをいろいろ思い浮かべたり、家で紙を切ったり貼ったり組み立てたりしながら、デザインを考えたり…。学校に通っている期間は、本当に充実していました。実際に仕事をしているような授業内容についていくのは大変でしたけど、先生たちはケアしてくれるし。クラスの友達と夜中までLINEで「明日提出の課題、ここわからないんだけど…」なんてやりとりしたりするのも楽しかったな。グラフィックデザインや3DCG専攻の友達とも意気投合して、将来みんなで会社立ち上げようね!とも言っているんですよ。

修了後は、『コンテンポラリープランニングセンター』に就職が決まり、空間プロデュースという、まさにやりたいと思っていた仕事に携わることができました。今後、自分のやったことが、次に繋がるような仕事をしていきたいですね。身近な例えだと、自分の仕事が評価されて、次の発注に繋がったり。もっと言うと、次の世代・時代に繋がるような…。次の時代を担っているという意識を持って仕事していこうと思っています。あとは、仕事とは別に、自分の個展を開くことも目標の一つです。今温めているアイデアがあるので、いつかそれを表現できるような機会をつくっていきたいですね。

大里周史Syuji Osato

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

29歳 DIGITAL ART STUDIO
WEBクリエイティブ専攻

大里周史

クリエイティブビジネスの考え方が学べて良かったです。

もともと、現在勤めている会社のマーケティング部にいたのですが、自分で考えていることを形にできるスキルを身につけたいという思いから、制作部門に異動しました。Web制作のスキルは全く無い状態だったのですが、Web制作の仕事をしながら学校に通っていたので、授業で習ったことをすぐ仕事に活かせる状況でした。社歴は長いですが、部署異動したことでキャリアは浅くなりましたからね。まだまだ成長中です。でも学校に通ったことで、業界でも新しい技術が身についたんです。例えばレスポンシブWebデザインのスキルは、社内でもできる人があまりいないので、自分の武器になっています。
プレックスプログラムも、とても刺激になりました。この中で行われるグループワークは、短時間で、アイデアを出してまとめて発表するというのが、結構勉強になります。

実際の仕事の打ち合わせのやり取りにも役に立っているんです。デザインファンデーション養成コースも、クリエイティブ制作をする上での考え方がわかったし、デザインインターメディエイトコースも、会社のコーポレートサイトのリニューアル企画をまとめる際のトレーニングになりました。Web技術だけでなく、クリエイティブビジネスの考え方が学べたことは、良かったです。
今後は、独立できるだけのスキルを身につけていきたいですね。例えばクライアントにデザインを提案する際、他の案を並べた上で自分が推したい案をいかに通すかといったテクニックも含めて(笑)。勉強し続けるモチベーションも大事だと思っています。技術革新が速いので、新しい情報を取り逃がさないようにするためにも、学校で知り合った人たちとの繋がりを大切にしていきたいと思っています。

筧 直樹Naoki Kakei

エディターEDITOR

<profile>

27歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO
雑誌編集&デザイン専攻

筧直樹

たくさんの人の心を動かす本を世に出していきたいですね。

現在、編集プロダクションに勤務しています。扱っているのは、主に小中学校、高校の教材となる書籍などです。雑誌出版のワークフローと比べると、作業にかける期間が長いのが特徴。ですので、異業種からこの業界に入ってすぐの自分が、編集のプロセスにじっくり向き合うには、とても良い職場だと思っています。
前から言葉が人に与える影響力について興味があったのが、本づくりに携わろうと思ったきっかけです。自分も何らかの形で言葉や思想を発信していけるような仕事をしたい、と思うようになり、それが編集の仕事に繋がっていったのです。でも大学で進路を決める時、それは選ばれた人の職業だと思っていたので、卒業後は営業の仕事に就くことになりました。
実際に社会に入ってみて分かったのは、なりたい職は自分が動けば手が届くものだってこと。

それで、この学校で学んで編集者を目指そうと思ったのです。
でも、実際に言葉を扱う立場になると、簡単に言葉が出ないものですね。例えば、映画を観たり、美味しいものを食べたりする際に、「何かいいよね」で済ませられないのが編集者。人に何かを伝えていくために、それを具体的な言葉で表さなければいけないのは、在学中も苦労した点です。今でも、そのことは自分の課題になっていますね。だから、日頃時間のある時は、永遠普遍のもの、つまり美術や書籍などの本物と言われるものや良さが語り継がれるような古いものに触れるようにしています。そこから、沸き上がる自分の言葉と向き合うようにして、表現力を高めるトレーニングをしているんです。そうやって腕を磨いていき、いつか、たくさんの人の心を動かすような本を世に出していきたいと思っています。

諏訪一美Kazumi Suwa

PRコンサルタントPR CONSULTANT

<profile>

39歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO
デザインストラテジー専攻

日本のグローバルな
デザイン改革に携わっていきたい。

諏訪一美

子供の頃から「海外に出たい!」と思っていました。中学生くらいから、英語ってかっこいいと思って、映画や洋楽、海外のラジオなどで触れていましたし、大学生の時はイタリアで語学留学をしました。長期間、バックパックの旅行もしましたね。絵を描くことも好きだったので、旅先で風景を描いていると「その絵いいね」と言ってくれる人がいたり、それをプレゼントして喜んでくれたり…。自分が描いたものを通してのコミュニケーションが、実はデザインへの興味の始まりだったのかもしれません。さらに、外国語をブラッシュアップする中で、言葉だけでのコミュニケーションはどうしても限界があり、それをカバーする手段として“絵(Picture)”があると再認識したんです。
現在、制作会社でPRコンサルティングをしています。 海外のファッションブランドから、国内の菓子メーカー、ご当地キャラなど、担当する案件は多岐に渡り、販売促進の企画提案、PRツールの制作など業務もさまざま。未経験からの転職でしたが、やりがいがあって毎日が充実しています。この学校で、技術だけでなくリサーチから企画、プレゼンテーションなど、クリエイティブワークのノウハウを総合的に鍛えられたおかげだと思っています。

さらに、いずれは日本と海外を繋げるような仕事にも携わるのも目標です。海外は日本文化への注目度が高く、日本に訪れたり住んだりする外国人も増えていますよね。でも、その割には受け皿ができていないし、外に良さをアピールしきれていないのではないか、と思っているんです。特に、デザイン面では改善点が多いのではないでしょうか。私のパートナーも外国人なのですが、例えば、商品パッケージやサインなど内容がわからなくて不便することが多々あるようです。グローバルに対応できるデザイン改革に、今後少しでも携われるように、これからも力をつけていきたいと思っています。

久保友里恵Yurie Kubo

グラフィックデザイナーGRAPHIC DESIGNER

<profile>

25歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

久保友里恵

この仕事に巡り会えたのは、色々な人とのご縁があったから。

大学ではプロダクトデザインを専攻していたのですが、立体物は製品化するとなると、その産業のテクノロジーに絡んでくるので限界を感じていました。もっと自由にデザインしたいと考えたことがきっかけでグラフィックに辿り着いたのです。ただ、自分にはグラフィックデザイナーとして就職活動するための作品がありませんでした。それで、グラフィック作品を増やしたいと思いこの学校に入ったのです。授業では、先生が自分が目指したい方向性を考えて、的確にアドバイスをくれたことが良かったです。アドバイスをどう作品に反映すればいいのかは、たくさん試してみないとわからないのですが、その作業自体が自分の引出しを増やすきっかけになりました。今は(株)玲企画でグラフィックデザイナーをしています。大手の百貨店がクライアントで、女性が対象となるデザインをすることがほとんどなのですが、それは自分の得意としているところです。

職場では「頭の中、ファンタジーだね」って言われます(笑)。自分がかわいいな、心地いいなと思うことにアンテナを向けているとそうなっちゃうのかもしれません。在学中、本当は本の装丁やエディトリアルデザインをやりたいと思っていましたが、今の仕事では広告デザインがほとんど。でも実際に広告のデザインをやってみると、想像していた以上の魅力があり、楽しみながらデザインさせてもらっています。特に撮影で、カメラマンやスタイリスト、ヘアメイクなど色々な人たちに支えられて、頭の中のイメージを共有しながら具現化していく瞬間が大好きです。今の仕事に巡り会えたのは、ご縁なのだと思います。これからも好き嫌いせず、ご縁がある場所を大切にしていきたいですね。

手嶌 侑Yu Teshima

建設施工監督CONSTRUCTION FOREMAN

<profile>

23歳 SPACE DESIGN STUDIO インテリアデザイン専攻

店舗が出来上がるたび、
大きな感動を味わっています。

手嶌 侑

現在は、商空間デザイン会社に勤めています。商業施設の工事の現場監督を行うのですが、ルイヴィトンやランバン、セリーヌなど、スーパーブランドに携わることも多く、その店舗づくりのプロセスを見られるのは、この仕事の醍醐味。空間が出来上がるたび、大きな感動を味わっています。
未経験だった自分が、学校で学んでこの職場に就けたのは、実は同じクラスの人に紹介してもらったという経緯があります。この学校には、自分みたいな未経験者も多いけど、既に業界で仕事をしていて、スキルアップのために学ぶ人もたくさんいます。また、インテリア・空間デザイン業界以外でも、年齢も、経歴もさまざまな人たちと交流することで、自分の世界が広くなりましたし、たくさんの刺激にもなりました。そうした人の繋がりをつくれるということでも、学校はとても良い環境だったなと思います。いつも、学校に行くのが楽しみでしたね。
先生の存在も大きいです。先生には、空間づくりのノウハウを教えてもらったほかにも、プロフェッショナルの考え方や意識なども学べましたし、好きなことを追いかけていくことの大切さも教えてもらったような気がします。職場はもちろん厳しいです。

華やかな空間をつくる現場は、決して華やかではないですよ。そして、その現場をマネジメントするには、新人でもナメられないように堂々としていないとダメ。その場で意見を求められることもあります。その際、学校で学んできたからこそ判断できることも多くありますが、わからないことがあれば、素直に現場の職人さんたちに教えてもらったりしていますね。「しょうがないな」という顔をしながらも、丁寧に教えてもらえて…、そうやって可愛がってもらえるのも今のうちですけどね。
今度、自社の内装の改装工事を実施することになり、その責任者に任命されたんですよ。自分にとっては大きな挑戦ですが、きっとこれが一人前に近づけるチャンスだと思ってます。気合が入りますね。

山嶋 彩Aya Yamashima

マーケティングプランナーMARKETING PLANNER

<profile>

28歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

山嶋 彩

企画したものが形になっていくのが嬉しいですね。

前職は、経営コンサルティングの仕事をしていました。調査研究のデータをまとめる際に、クライアントに分かりやすく伝えるには…と考えて興味を持ったのがインフォグラフィックス。そこで、グラフィックデザインを学ぶことにしたのです。その時の仕事で必要だから学び始めたのですが、結果的に学校を修了した後、転職することに。デザインを学んでいくうちに制作会社に行きたいと思うようになったんです。ただ、先生に相談したら、これまでのキャリアを活かして、さらに学んだことをプラスにしていくような会社がいいのでは、とアドバイスされました。自分でも、その方が私らしいかなと思って、転職を決めたのが『電通イーマーケティングワン』です。クライアントの業種は多種多様ですが、デジタルマーケティングの領域は移り変わりが早いので、常にキャッチアップしていくことが重要な仕事です。

また、消費者が惹かれる商品も十人十色ですから、売れるものをつくるためには、自分の価値観だけで勝負してはだめなんですね。そんなマーケティング感覚は、この学校で学べたことの一つです。同じクラスには色んなバックグラウンドの人がいるので、自分が今まで当たり前に感じていた価値観を他の人が見るとこういう風に感じるんだ、と気付かされることも多々ありました。さらに、どういうデザインが、どういう見せ方が、人の心に響くかというところまで教えてもらえたのも仕事に役立っています。
日々の業務の中で、クライアントが自分の提案を信用してくれ、色々企画したものが、形になっていくのが嬉しいですね。デザイナーではないけれど、新しいものを作る、しくみを作るという意味ではクリエイティブの範疇って広いなと思います。

小林彩香Ayaka Kobayashi

商空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

27歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

デザインを仕事にして変わったのは、
言い訳をしなくなったこと。

小林彩香

小さい頃から、無意識のうちに空間デザインに関心がありました。大学に進学する際にも建築を専攻。熱心に授業を受ける学生ではなかったんですけどね。でも、当時飲食店でのアルバイトを通して空間の在り方を考え、ますます空間デザインへの熱が高まったように思います。卒業後はリフォーム会社に就職したのですが、仕事は事務。何か不満があると「私がやりたいのはデザインなのに」と言い訳をして逃げていました。好きなはずのデザインを言い訳にしているようでは駄目だと、デザインと向き合う事を決めました。人生の転機があるとすればここですかね。この学校で学ぶことを決めてからは、意識が180度変わりましたね。作品づくりや、進路を考える際に悩むこともたくさんあったけど、その度に先生やスタッフが適切なアドバイスをくれ、背中を押してくれるんです。私はただ前に進むだけだと思って、夢中になってポートフォリオをつくりました。
そうやって突き進んでいったら、就活を始めて1週間でデザイン会社の就職が決定したんです。仕事はスマホから高層ビルまで。鉄道などの乗り物にも携わります。実際にデザインが仕事になると楽しいことばかりじゃないですが、前職と違うのは、やはり仕事に言い訳をしなくなったということですね。

それでも「もうやっていけない」って思うくらい辛い時があったんです。そんな時に、ちょうど携わっていた映画館が出来上がり、そこにスタッフが働き始めて血が通ったような空間になったのです。それを見て、自分が飲食店のバイトをしながら店のデザインにダメ出ししていた時のことを思い出しました。「そうそう、私はこういうことがしたかったんだ」って。さらにその案件が、グッドデザイン賞を受賞したので喜びもひとしおです。
将来は、特に変わったことをやりたいわけではありません。こうしていろいろな経験を積んで、いつか自分の知り合いが「こんなことできない?」って相談してきた時に「できるよ」って言えるようにしたい。そんなイメージを持って、今日も仕事しているって感じですね。

山﨑真衣Mai Yamasaki

エディトリアルデザイナーEDITORIAL DESIGNER

<profile>

28歳 DIGITAL ART STUDIO
グラフィック/DTPデザイン専攻

山﨑真衣

この会社に入れたことは、奇跡だと思っています。

現在、『ダイナマイトブラザーズシンジケート』に勤務しています。私が本当に心から入りたいと思っていたAD野口孝仁さんの会社です。この会社に入れたことは奇跡だと思っています。
在学中、プレックスプログラムで野口さんの授業に参加して、その作品に憧れを持つようになりました。受講修了後、選抜クラスの募集告知があったのですが、講師がなんと野口さん。選抜クラスなんて自分には到底無理だと思っていたのですが、野口さんの下でデザインが学べるということがわかり「これは二度とないチャンス」と、一気にボルテージが上がったんです。結果、選抜試験に受かりましたが、野口さんは予想以上に厳しかったです(笑)。人に説明できるようになるまで考え抜いてデザインしないと徹底的に突っ込まれる、そんな強いプレッシャーの中を必死でついていきましたが、本当に有意義な時間でした。

そして、その勢いで野口さんの会社へ入社を目指し、履歴書を出したという経緯なんです。仕事に就いてからも、毎日が勉強です。本当に大変なんですが、良いものを作り出している仕事現場で、制作プロセスを間近で見られることが本当に嬉しいですね。その他にも、先輩アートディレクター・デザイナーにアドバイスをもらったり、社内の勉強会に参加したり、全てのことが自分の成長に繋がっていると思います。
当たり前のことかもしれませんが、大事なことは目標を立てることだと思います。なるべく具体的に。それは、この学校で改めて感じたことです。受け身の姿勢で授業を受けていたら、きっといろいろ通りすぎてしまったでしょう。意識の持ちようで、日々の積み重ねがチャンスに変わるのかもしれません。

菊池俊樹Toshiki Kikuchi

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

24歳 DIGITAL ART STUDIO
WEBクリエイティブ専攻

世界各国に飛び出していくのが、
僕の目標です。

菊池俊樹

学生の時、ビジネス書をよく読むようになって、ベンチャーや起業に興味を持つようになりました。世界経済が危機的な状況で、どこでもやっていくことができるのは、ITかなと思ったんです。本を読むだけでは飽き足らなくなり、大学2年のとき、実際にアプリの制作会社にインターンで働き始めました。営業職だったのですが、正直、販売するプロダクトに納得がいかなくて。自分でもっと良いものが作りたいと思って、最初は独学していたんです。そのうち一緒に腕を磨いたり、Webについて話したりできるライバルがいないかなと思うようになって。それで、この学校に通うことにしたんです。
授業はとてもしんどいと思ったけど、Webデザインの総合的なスキルが身についていく実感がありました。これまでは、アイデアが思いついても実現できないことがジレンマだったのですが、スキルを身につけることで、企画だけに留まらず、アウトプットできるようになったのが、とても嬉しかったですね。作ったものを知人に見せて、いいねって言ってもらったり、他のアイデアをもらったりして、やりとりするのも楽しくて夢中になって学びました。

修了後は、(株)DeNAに就職しました。就活では面接を受けに行く、というよりは、自分の好きなゲームのエンジニアや起業家に話を聞きにいくというようなスタンスで行いました。それで、今の会社のデザイン戦略室で1ヶ月間、働いてみないかと声を掛けていただいたんです。その時の上司がすごい人だったので、このままその上司の元で働きたいと思いました。だから、食らいつくように働いて、正式に採用が決まったのです。今は、仕事として制作に取り組んでいることの他にも、コンペ受賞を狙っています。将来は、世界各国を飛び回るような仕事をしたいし、世界のどこへ行っても仕事ができるようになりたいですね。

成田幸穂Yukiho Narita

グラフィックデザイナーGRAPHIC DESIGNER

<profile>

28歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィック/DTPデザイン専攻

ずっと取っておきたい、
そう思える雑誌をつくりたい。

成田幸穂

前職はアパレルで、販売員をしながらディスプレイによる販売促進を行っていました。色々と制約のある中で、商品の魅力を引き出し、売上を取れるようなディスプレイを日々考えていましたが、服が売れるとディスプレイは崩れてしまいます。今思うと、自分で創ったものを形に残したいという願望が、グラフィックデザインに繋がったんだと思います。前職を辞めてからは、その次の転職についてすごく悩みましたね。知り合いにデザイン職に就いている人がいたので話を聞いてみたり、求人票を見てみたり、いろいろ調べたり…。でも、最終的には「やってみなければ分からない」という気持ちで学校に飛び込んだんです。
元々パソコンが得意ではなかったので、本当に大変でした。自分の出来なさ加減に苦労しましたね。受講中に自分の作品で満足したことは一度もなかった気がします。ただ、制作している最中は夢中になって楽しいし、自分がこだわった点を褒められると嬉しいし、評価されると「間違ってなかった」と励みになりました。通常授業の講師や、プレックスプログラムの講師、選抜クラスの講師…色んなプロの“考え”や“デザインとの向き合い方”に触れられたのも、本当に勉強になりました。
私のデザインの源となっているのは、ひたすらリサーチすること。

全く違う職種の人と話をしていてもヒントはたくさんもらえます。ただ、実際に仕事で制作するとなると、「クライアントの想いを出来るだけ聞き入れたい」と思うが故に苦労も多いです。その全ての想いをデザインに繋げることが出来る人もいるだろうけど、表現しきれなくて。自分としては悔しいと思うことばかりです。でも、そのことが原動力になっているのかもしれません。
現在は、『ダイナマイトブラザーズシンジケート』に勤務。アシスタントデザイナーとしてスタートを切りましたが、本当に頑張らなければいけないのはこれから。将来は、雑誌のアートディレクションを一冊丸々やりたいです。特にカルチャー系やライフスタイル系の雑誌に携わりたいです。かっこいいデザインの雑誌って読んだ後も取っておきたいと思いますよね。そんな雑誌を作れたらと思っています。

大野雅行Masayuki Ohno

WebデザイナーWEB DESIGNER

<profile>

33歳 DIGITAL ART STUDIO
WEBクリエイティブ専攻

大野雅行

厳しかったからこそ、今こうして仕事を楽しめる。

今、働いている会社は『ヴァージョン・ゼロドットナイン』。社員数が少ないので、全員で1つの案件に取り組むというような職場です。Webの仕事現場は分業制が多いけど、僕はワークフローの全体を見渡せるような仕事がしたかったので、この会社への入社を決めました。入社してすぐに大きな仕事に関わることになって、焦りましたけど…。
僕にとって、Webサイトをつくるのはゲームをやるのと一緒です。1pixelのズレを感じるとクリアしたくなる、そういう楽しみがある。だから仕事でWebのことをずっと考えられるのが楽しいんです。仕事ではもちろん、1つ1つの案件に、大きな課題がありますから、緊張感はありますけどね。
未経験からの転職でも、こうやって仕事を楽しめるのは、東京デザインプレックス研究所の授業が、結構厳しかったからかもしれません。

授業はスピード感があり、正直ハードでしたが、その流れに慣れていたおかげで、実際の仕事のスピードにもついていけるのだと思います。
また、卒業プレゼンテーションイベントに出場したのも有意義なことでした。モチベーションが高い他の受講生たちを前に、自分の作品をプレゼンしなければいけないので、必死に作りましたよ。デザインの裏付けも考え、何を言われても説明できるようにしたり。結局、そのようなことも実務で役に立っている。仕事現場では、制作に携わるスタッフ全員が意見や説明するスキルを持っていますから。
今後は、会社がいろんな賞を取っているので、そういうのに関わりたいですね。もちろん、日々の地道な努力もしていきますよ。いつだって、こだわって作りたい。「こいつに頼めば、いいものがあがってくる」と、早く信頼してもらえるようになりたいですね。

西村直子Naoko Nishimura

PRプランナーPR PLANNER

<profile>

30歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO
クリエイティブデザイン専攻

どんなアイデアでも
出し惜しみしないのがコツですね。

西村直子

“美容に携わる仕事”というのが働く上での第一条件で、特に広告やSPのヴィジュアルを自分でつくりたいと、ずっと思っていたんです。
受講中、作品づくりの参考にしていたのも、コスメの雑誌ページや、ブランドのカタログ、メイクアップアーティストの出版物とか。美容の情報収集が大好きなので、それらの資料は家にいっぱいあります。特に、コスメのカタログなどは、クオリティが高く凝ったものが多いので、見ているだけでも勉強になります。
今は、美容関係を専門とする広告代理店に勤めています。仕事は化粧品メーカーのPRプランニングが主体なのですが、採用されたのはデザインを学んだということも考慮してもらったみたいです。後々、デザインもできればいいなと考えていたのですが、入社してすぐにその機会に恵まれたんですよ。さらに、学んだ知識は、自分がデザインをしないシチュエーションでも役に立っています。例えば、制作会社に外注する際、「もっとブランドの世界観を活かすにはどうしたらよいか」「商品の良さを強調する為に色味をどのくらい足せばいいか」といったディレクションの判断に繋がってくるのです。面接の時に、「デザインができます。デザインもやりたいです」と言っておいてよかったなと思いました。

この学校の授業って、意見を述べたり、ディスカッションする機会が本当に多かったですね。それが何の役に立つのかな、最初は正直そう思っていましたが。今思えば、これは仕事をする上で、一番大事なことだったなと思います。特に、企画の仕事において、アイデアは出し惜しみしないのがコツ。「こんなアイデアがあるのだけど、まだカタチになっていないから閉まっておく…」そういったことをどんどん出していくと、その中の何かを誰かが拾ってくれることがあるんです。それに、自分では思いつかないようなことを他の人が考えていることがあって、それが自分のアイデアと組み合わさり、実現されることも往々にしてあるんですよね。
今後は、メーカーやブランドのPRを総合的にプランニングしながら、ブランディングのコンサルができるようになるといいなと思っています。

宮﨑陽介Yousuke Miyazaki

商空間デザイナーSPACE DESIGNER

<profile>

35歳 SPACE DESIGN STUDIO
商空間デザイン専攻

宮﨑陽介

五感を満たす空間デザインを目指します。

前職は、音楽プロデューサーでした。その後、不動産やコンサ ルティングなどを手掛ける会社に転職。そのタイミングで、東京デザインプレックス研究所で空間デザインの勉強を始めたんです。仕事では、店舗プランニングを内装から引き受けたりもして。その頃はまだ勉強中だったので、知り合いのデザイナーに助けてもらいながらですけどね。学校を卒業する際、もっと空間づくりに直接携わっていきたいと思い、空間デザインを専門に行う(株)ウェッジに転職しました。音楽業界にいた時は、例えばフェスなどの大きなイベントで映像や空間を外注していましたが、その業界に自分自身が入った感じですね。学校では、設備関連などの細かいところまで学べたのが良かったです。これは店舗の設計に携わる仕事をするなら、絶対に必要ですね。講師と開店前の店舗や工事中の店舗などに行って、

店に必要な機能を見せてもらったり、実際に寸法を測ったりすることができたのも良い経験でした。店に行った時に、自分でもどんなところを観るべきなのかが分かるようになりましたね。
今の会社は、飲食店を中心に手掛けている空間デザイン事務所。海外の案件にも積極的に携わっていきたいですし、今後、プロデュース的立場で仕事ができそうなのでやりがいがあります。これから業務経験を積み、クライアントからの信頼も取れるようになったら、いずれ独立したいですね。空間デザインは、人の五感を満たすものでなくてはならないと思うんです。ですから、ビジュアルだけではなくて、音や香りなども考慮したりして。音楽やファッション業界のコネクションも巻き込んで、イベント企画ができるようなビジネスができたらいいなと思います。

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