STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

グラフィックデザイナー
石﨑 勇輝Yuki Ishizaki

PROFILE
26歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィックデザイン専攻

デザインを学んで得たのは、 誰かのためにつくるという意識。

小学生の頃、父の仕事でシンガポールに住んでいたことがあります。アジアとヨーロッパ、双方の文化が入り混じっていて、その中で過ごしたことが自分の美意識につながったように思います。その一方で、クリエイターとは才能豊かな一握りの人たちのことで、自分とは縁遠いように感じて法学部に進学。でも、社会に出ることを考えた際に、やはり興味のあることを仕事にしたい気持ちは捨てきれませんでした。周りには弁護士を目指す友達もいて、道を究めようとすることのカッコよさも感じていました。だから大学2年生の時、この学校に入学しました。当初はデザインとアートの違いが理解できず、コンセプトやターゲット設定をすることなく課題に取り組んでいました。どういったデザインをしたいかもわかっていなかったと思います。しかし、この学校の同じ目標を持つ人たちと交流する中で、自分の作品に対して意見をもらったり、ポートフォリオを見せてもらうなどして、少しずつデザインの在り方を理解していきました。一流のアートディレクターが作る作品も積極的に見たり、考えたりする中で見出だしたのは“誰かのためにつくる”ということです。また、法学部を専攻している自分らしく、どこを突かれても論理的に説明ができるように、というアプローチでポートフォリオを制作しました。現在は『東京グラフィックデザイナーズ』に勤めています。デザインはもちろん、企画・ディレクションに携われることもやりがいになっていますね。世界的に有名なモーターブランドのクリエイティブができること自体も嬉しい。今の職場で認められるようになって、将来は世界に通用するようなクリエイターになりたいと思っています。

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