店舗が出来上がるたび、大きな感動を味わっています。
現在は、商空間デザイン会社に勤めています。商業施設の工事の現場監督を行うのですが、ルイヴィトンやランバン、セリーヌなど、スーパーブランドに携わることも多く、その店舗づくりのプロセスを見られるのは、この仕事の醍醐味。空間が出来上がるたび、大きな感動を味わっています。 未経験だった自分が、学校で学んでこの職場に就けたのは、実は同じクラスの人に紹介してもらったという経緯があります。この学校には、自分みたいな未経験者も多いけど、既に業界で仕事をしていて、スキルアップのために学ぶ人もたくさんいます。また、インテリア・空間デザイン業界以外でも、年齢も、経歴もさまざまな人たちと交流することで、自分の世界が広くなりましたし、たくさんの刺激にもなりました。そうした人の繋がりをつくれるということでも、学校はとても良い環境だったなと思います。いつも、学校に行くのが楽しみでしたね。 先生の存在も大きいです。先生には、空間づくりのノウハウを教えてもらったほかにも、プロフェッショナルの考え方や意識なども学べましたし、好きなことを追いかけていくことの大切さも教えてもらったような気がします。職場はもちろん厳しいです。華やかな空間をつくる現場は、決して華やかではないですよ。そして、その現場をマネジメントするには、新人でもナメられないように堂々としていないとダメ。その場で意見を求められることもあります。その際、学校で学んできたからこそ判断できることも多くありますが、わからないことがあれば、素直に現場の職人さんたちに教えてもらったりしていますね。「しょうがないな」という顔をしながらも、丁寧に教えてもらえて…、そうやって可愛がってもらえるのも今のうちですけどね。 今度、自社の内装の改装工事を実施することになり、その責任者に任命されたんですよ。自分にとっては大きな挑戦ですが、きっとこれが一人前に近づけるチャンスだと思ってます。気合が入りますね。
インテリアデザイン専攻へ