社会にポジティブな変化が生まれるような仕事がしたいです。
アメリカの大学で心理学を専攻していました。心理学以外には、統計学、経済学、アートなど、幅広く授業を受けました。卒業後は帰国し、経営コンサルタントとして4年間勤務しました。UX/UIデザインに興味を持ったのは、アメリカ出身で広告やWebに関わる仕事をしていた妻からその話を聞いた時。自分も「UX/UIのことを知りたい」と思ったところから、人生が動き始めた気がします。独学したり情報収集する中で、これまで学んできた心理学、アート表現、さらに経営コンサルの業務内容とも親和性があるなと思いました。ユーザーが中心となるような仕事がしたいと、ずっと心のどこかで感じていたことも正直、ありました。このままコンサルの仕事を続けて安定した道を進むより、自分がよりパッションを感じられるほうに進もうと決意。だから会社を辞めて、大きく舵を切ることにしました。やらないことで将来後悔したくなかったんです。
そしてこの学校に通い始め、WebデザインとUX/UIを並行して学びました。ユーザーが起点となる考え方と正面から向き合うのは初めてで、どの授業も新鮮でしたが、今の自分の土台になっているのは、やはりUX/UIデザインの実践授業です。現役デザイナーの先生から教えてもらった知識は、仕事の中で振り返ることが多く、資料はいまだに参考にしています。プロダクトの使用感をリサーチするユーザビリティテストの手法も、仕事に活かしています。
転職活動を経て入社したのは、EduTech事業を行う『atama plus』です。大学時代、教育系のNPOに関わっていたこともあり、教育は興味のあるジャンルのひとつでした。働いてみて、改めてUX/UIデザインとコンサルティングのアプローチは似ているなと感じます。また、プロジェクトの中でWebデザインスキルも今後、活用していく機会がありそうです。現在取り組んでいるデジタル教材のプロダクト開発を含め、これからも生徒の皆さんのためになるような成果を出していきたい。ひいてはデザインを通して、社会にポジティブな変化が生まれるような仕事をしていきたいと思っています。