STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

エディトリアルデザイナー
小笠原 栞Shiori Ogasawara

PROFILE
25歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィックデザイン専攻

読者がニヤニヤしてしまう誌面づくりを目指します。

前職は雑誌広告を扱う代理店で営業の仕事に就いていました。でも、もともとは雑誌づくりに携わりたいと思っていて、仕事を続けるうちにその気持ちも強くなっていきました。それで、仕事を辞めてこの学校に通うことにしたのです。 授業が始まって数回目の課題が出された時のこと、みんなが驚くものを提出しようと意気込んで作ったんです。でも実際には、他の人たちはもっと凄いものを作っていて、落ち込んだのを覚えています。人に認められるものを作るのって、本当に難しいと実感しましたね。でも、後でクラスメイトたちにこの事を伝えたら、みんな同じことを思っていたようで、それで少し前向きになりました。それ位、みんな真剣に取り組んでいる、そんな学習環境が厳しくもあり心地がいいと感じていました。今は、出版社の関連デザイン会社でエディトリアルデザインをしています。この学校の卒業生がそこに在籍し、忙しい時期に短期アルバイトを探していて、声をかけてくれたんです。このチャンスを逃すまいとアルバイト期間の3ヶ月間頑張りました。毎日ちょっと早く出社して掃除をしたりして。そうしているうちに、「掃除してる女の子」として顔を覚えてもらいました(笑)。そして、その後正社員になることができました。 自分が携わった雑誌が、たまたま昔の友達の愛読誌で久しぶりに連絡がきたり、本屋さんで自分が担当したページに立ち読みの跡があったりするとき「やった!」と思います。犬や、バイク、サーフィンなど、それらを大好きな人が手に取る雑誌を作っているので、読者が楽しくて、ニヤニヤしてしまうような誌面づくりを目指していきたいと思っています。

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