STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

UI/UXデザイナー
廣田 奈緒美Naomi Hirota

PROFILE
46歳 DIGITAL ART STUDIO WEBクリエイティブ専攻

BtoBのUI/UXデザインの面白さを広めていきたい。

前職は、出版社で営業を担当していました。漠然と転職をしようと考えていたのですが、具体的に自分がどうしたいか、その時は明確ではありませんでした。ただ、デザインという仕事には興味があって、どういう仕事内容なのか、自分には向いているのかを探るためにこの学校に入学しました。実際に学校では、クリエイターの話をたくさん聞く機会があり、感動したり刺激を受けながら、デザインの面白味を知っていきました。そして転機となったのは、柿木原政広さんのプレックスプログラムを受講し「デザイナーとしての仕事に誇りを持っている」という言葉を聞いた時です。デザイナーになるにしろ、ならないにしろ、自分は自分の仕事に誇りを持ちたいんだ、と気がついたんです。だから、異業種転身するにしても、年齢のこととか、デザインスキルそのものに限界を設けて“自分が入れる所”という基準で会社を選んではダメだと考えたのです。そのことに気づいた時、純粋に入りたいと思える会社が見つかりました。それが、今勤めている(株)ユーザベースです。現在は、経済情報を配信するWebサービスのUI/UXデザイナーをしています。デザインは、サービスの上流工程で仕事をするので、それに関わる楽しさと言ったら他にありません。できたものを売るということでもなく、決まったものを組み立てるということでもなく、「どう作るか」そのものを考えられること。まさにやりたかったことにたどり着くことができました。BtoCに比べて、BtoBサービスのUI/UXは機能性重視になりがち。でも、私は見た目も中身も良いと思われるものを目指していきたいと思っています。デザインを目指す人にとって、BtoBの仕事は目に止まりにくいんですよね。BtoBデザインの面白さをよく知ってもらう必要があると感じて、ブログなどで情報発信しています。それで、もっともっとBtoBデザインの革新が進んでいくといいなと思っています。

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