STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

PRプランナー
西村 直子Naoko Nishimura

PROFILE
30歳 DIGITAL ART STUDIO クリエイティブデザイン専攻

どんなアイデアでも出し惜しみしないのがコツですね。

“美容に携わる仕事”というのが働く上での第一条件で、特に広告やSPのヴィジュアルを自分でつくりたいと、ずっと思っていたんです。 受講中、作品づくりの参考にしていたのも、コスメの雑誌ページや、ブランドのカタログ、メイクアップアーティストの出版物とか。美容の情報収集が大好きなので、それらの資料は家にいっぱいあります。特に、コスメのカタログなどは、クオリティが高く凝ったものが多いので、見ているだけでも勉強になります。 今は、美容関係を専門とする広告代理店に勤めています。仕事は化粧品メーカーのPRプランニングが主体なのですが、採用されたのはデザインを学んだということも考慮してもらったみたいです。後々、デザインもできればいいなと考えていたのですが、入社してすぐにその機会に恵まれたんですよ。さらに、学んだ知識は、自分がデザインをしないシチュエーションでも役に立っています。例えば、制作会社に外注する際、「もっとブランドの世界観を活かすにはどうしたらよいか」「商品の良さを強調する為に色味をどのくらい足せばいいか」といったディレクションの判断に繋がってくるのです。面接の時に、「デザインができます。デザインもやりたいです」と言っておいてよかったなと思いました。この学校の授業って、意見を述べたり、ディスカッションする機会が本当に多かったですね。それが何の役に立つのかな、最初は正直そう思っていましたが。今思えば、これは仕事をする上で、一番大事なことだったなと思います。特に、企画の仕事において、アイデアは出し惜しみしないのがコツ。「こんなアイデアがあるのだけど、まだカタチになっていないから閉まっておく…」そういったことをどんどん出していくと、その中の何かを誰かが拾ってくれることがあるんです。それに、自分では思いつかないようなことを他の人が考えていることがあって、それが自分のアイデアと組み合わさり、実現されることも往々にしてあるんですよね。 今後は、メーカーやブランドのPRを総合的にプランニングしながら、ブランディングのコンサルができるようになるといいなと思っています。

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