STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

デザイナー
若林 美有Miyu Wakabayashi

PROFILE
29歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィックデザイン専攻

心掛けたのは、仕事のつもりで課題に取り組むことでした。

私は調べることが好きなタイプです。大学で専攻していたマーケティングも多角的なリサーチが欠かせませんし、前職の広告営業も、あらゆる情報収集を元に行っていました。だから性に合っていたんですが、社会人6年目を迎えた時のこと。ふと「自分が本当にやりたかったことは?」と自問自答。そうすると、絵を描いたりものづくりが好きだったり、本の装丁に興味があったことを振り返り、ワクワクする気持ちが芽生えました。自分は本当はデザインがやりたいんだ!とピンときて、すぐにキャリアチェンジの道を探ったことを覚えています。まずはデザインスキルを身につけようと、この学校に飛び込むように入りました。

自分の本心に気づいただけあって、のめり込むようにデザインを学びました。多種多様な課題が出る中、例えばパッケージデザインなら、実際に売り場に足を運んで調べていましたね。意識したのは、学んでいると思わず「仕事のつもりで取り組む」こと。作品は複数の案を仕上げ、先生からフィードバックをもらい、翌週に反映したものを再び見てもらう。そんな私に先生も正面から向き合ってくれました。

その中で特にやりがいを感じたのがブランディングです。前職で培ったマーケティングの知識も、調べもの好きな性格も活かせそうだな、と。だったらブランディングに強い会社に行こうと決めて入社したのが『good design company』です。クライアントの歴史も含めた背景をきちんと知った上でデザインすることを常に心掛けていますね。営業職の経験から、「デザインがわからない人の気持ちがわかる」ということを活かし、ファシリテーターのようにクライアントに寄り添えるといいなと思います。

現在も海外研修に行ったり、会社の仲間とアート展や建築を観に行ったりしてインプットを続けています。手に取るもの、食べるもの、訪れる場所…生活のすべてが良いデザインを生む糧になり、センスにつながると思い知識を増やす日々です。デザイナーになる夢は叶いましたので、この仕事をずっと続けていきたい!今はそんなことを目標に据えています。

グラフィックデザイン専攻へ

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