厳しかったからこそ、今こうして仕事を楽しめる。
今、働いている会社は『ヴァージョン・ゼロドットナイン』。社員数が少ないので、全員で1つの案件に取り組むというような職場です。Webの仕事現場は分業制が多いけど、僕はワークフローの全体を見渡せるような仕事がしたかったので、この会社への入社を決めました。入社してすぐに大きな仕事に関わることになって、焦りましたけど…。 僕にとって、Webサイトをつくるのはゲームをやるのと一緒です。1pixelのズレを感じるとクリアしたくなる、そういう楽しみがある。だから仕事でWebのことをずっと考えられるのが楽しいんです。仕事ではもちろん、1つ1つの案件に、大きな課題がありますから、緊張感はありますけどね。 未経験からの転職でも、こうやって仕事を楽しめるのは、東京デザインプレックス研究所の授業が、結構厳しかったからかもしれません。授業はスピード感があり、正直ハードでしたが、その流れに慣れていたおかげで、実際の仕事のスピードにもついていけるのだと思います。 また、卒業プレゼンテーションイベントに出場したのも有意義なことでした。モチベーションが高い他の受講生たちを前に、自分の作品をプレゼンしなければいけないので、必死に作りましたよ。デザインの裏付けも考え、何を言われても説明できるようにしたり。結局、そのようなことも実務で役に立っている。仕事現場では、制作に携わるスタッフ全員が意見や説明するスキルを持っていますから。 今後は、会社がいろんな賞を取っているので、そういうのに関わりたいですね。もちろん、日々の地道な努力もしていきますよ。いつだって、こだわって作りたい。「こいつに頼めば、いいものがあがってくる」と、早く信頼してもらえるようになりたいですね。
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