STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

デザイナー
阿部 将弥Masaya Abe

PROFILE
25歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO デジタルコミュニケーションデザイン専攻

クリエイティブなことに触れてこなかった分、全てが新鮮でした。

大学で経営学を専攻していた際、デザインに関するゼミがあったんです。そこでデザインの“伝える力”“ビジネスに及ぼす力”ってすごいなと感じました。卒業後はデザインの仕事に携わりたいと就活するも、結果は全くダメでした。でも夢は捨てきれないと決意し、「とりあえずは働きなさい」と勧める両親の意見を押し切って、この学校に入学しました。自分はもともと心底、デザインが好きだったわけではありません。だから入学当初の自己紹介で、皆が「子どもの頃から絵を描くのが好き」「アート鑑賞が趣味」と言うのを聞いて不安になったことを覚えています。でも、授業を受けて不安は吹っ飛びました。課題の量が多くて忙しかったこともありますが、何よりモノづくりが楽しいと感じたからです。これまでクリエイティブなことには何も触れてこなかった分、すべてが新鮮で、なんでもスポンジのように吸収していった1年でした。現在は(株)ダイアモンドヘッズに入社し、大手企業の広告デザインを担当しています。忙しくて大変な面もありますが、打ち合わせや撮影から関わることもできて、やりがいを感じますね。また、学校でグラフィックとWeb、双方を学べたことも大きかった。両方できる人は少ないので、それが自分の強みといえるかもしれません。学校では充実した1年を過ごしましたが、今考えると「もっと頑張ればよかった」と感じることもあります。いろんな作品を見て、自分の中のデザインの引き出しを増やす努力をもっとしておけば、仕事もさらにスムーズにこなせたかもしれません。今はそれぞれのプロジェクトに向き合って地道に制作することで精いっぱいですが、いずれはブランディングデザインを通じて、ビジネスの根底から関わる仕事をしていきたいですね。

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