STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

漫画家
山登 まり菜Marina Yamato

PROFILE
23歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO デジタルコミュニケーションデザイン専攻

漫画もWebも人に共感してもらえるものをつくりたいですね。

物語を考えるのが好きで、中学生の頃から小説を書いていました。同じように絵を描くことも好きだったので、自分が思い描くストーリーを表現するのに漫画は最適だと思ったのです。それで、漫画家になる決意をしたのですが、社会を知らないと漫画でもリアルなストーリーが描けないと思い、大学卒業後はちゃんと就職して社会に出ようと思いました。実は、中学校教員として採用が決まっていたのですが、やはり“つくる”仕事をしたいという気持ちが強く、デザインを学ぼうと東京デザインプレックス研究所に入学しました。 学んでいて特に面白いと思ったのはWebデザインです。Webサイトのデザインって、漫画を描くことと似ているんです。例えば、見る人の視線をイメージしながらページを構成させるというつくり方とか。Webサイトにおいて、どのようなヴィジュアルと文言で表現するのが適切かということは、漫画を描く上でも参考になっています。デザインアプローチの授業では、新しいものの見方を発見できたことも良かったですね。この学校に通った経験自体も、ストーリー構築においてのアイデアの源泉。いろいろな人たちに出会い、様々な意見を聞けたことが、自分の引き出しを広げる弾みとなりました。1年間デザインを学び、修了後はIT会社のWebマーケティング部にWebデザイナーとして就職が決まりました。それと同時に、自分の漫画が大手出版社のまんが新人大賞金賞を受賞したんです。それで、今はWebデザインの仕事をしながら、漫画を描いています。Webデザインでも漫画でも、何かをつくっていく際に、壁にぶつかることはよくあります。アイデアが浮かばなかったり、思うように表現できなかったり。でも、どんな壁でも乗り越えられると信じるようにしているんです。何か方法がないか、とにかく行動することが大事なのかなと思います。これからも、漫画にしてもWebにしてもたくさんの人に共感してもらえるようなものをつくっていきたいと思っています。

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