空間プレゼンテーションの最先端を追い求めていきたい。
現在、3DCGクリエイターとしてCG制作会社で働いています。マンション・戸建て・商業施設のほか、街づくりのプロジェクトなど、幅広い空間提案に携わっています。この会社で働きたいと思ったのは、映像でのプレゼンテーションにも目を向けているという点です。紙の中での空間提案だけでなく、見る人がその空間を歩いている感覚になるような、空間プレゼンの最先端を追い求めていけるところにやりがいを感じています。 就活では、やはりポートフォリオづくりに力を注ぎましたね。仕事でなくても、パース作品をつくるときにいつも考えているのは、現実的にその空間が作れるかどうかということ。「デザインはかっこいいけど、どうやって作る?」「この店の座席数は少ないけど、それで利益があがるのか?」といったように、設計や店舗運営のことも考慮して、いつも自分に問いかけながら作っていました。東京デザインプレックス研究所に通って良かったと思うことは、人の目を引くCGの作り方が学べたということです。あとは、いろいろな人からデザインや表現についての話が聞けたこと。3DCGの講師はもちろん、グラフィックの講師や、就職相談をしたカウンセラーにも自分の作品を見せて、たくさんのアドバイスをもらいながらスキルを磨けました。プレックスプログラムに登壇した谷尻誠さんに作品を見てもらったこともありました。さらに、他の専攻の学生の発想に感化されることも多々有りましたね。こうして、垣根のない開けた環境で自分の創作意欲がどんどん膨らんでいきました。この学校で知り合った友人たちとは、将来何か一緒にプロジェクトを起こすことができれば…とも、考えています。
CAD/3DCG専攻へ