STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

グラフィックデザイナー
礒田 華織Kaori Isoda

PROFILE
27歳 DIGITAL ART STUDIO グラフィックデザイン専攻

学んで叶えられた、フリーランスになる目標。

以前は照明メーカーのインハウスのデザイナーでした。商品ページの制作を撮影から行ったりしていましたが、スキルは独学で身につけるしかなかったので「これでいいのかな?」と常に不安でした。デザインのことをちゃんと学んで自信をつけたい、そう感じて一旦会社を辞め、スキルアップに専念する時間をつくりました。 学校ではソフトの使い方や印刷の知識が身につけば充分だな、という認識だったんですね。でも、カラーや写真、デッサンなど、いわゆるデザイン表現に関する授業がとても衝撃的でした。久々に握る鉛筆でデッサンする際には、光の表現のしかたを覚えたり、写真撮影をする際には、構図を考えてモノを配置したりする中で、デザインの精度を高める気づきがたくさんありました。 その間、仕事は細々とクラウドソーシングで、バナーやロゴ、冊子などの制作をしていました。不思議なもので、学校で新たなスキルを身につけた直後に、そのスキルが活かせる依頼が多く来るんですよね。デザインの実務経験があった私ですが、授業のレベルは総じて高く、日々の吸収量はものすごかったです。 あと良かったのは、先生が作ったものに対して、ダメなものはダメとはっきり言ってくれること。自分が作ったものは、得てして良いものと思い込んでしまうんですよね。それを、いったん客観視して、何がダメなのかを確認できるようになったことが、スキルアップにつながったと思います。 私の目標は、フリーランスで仕事をすること。それが学びを経て叶えられました。今、全国から仕事の依頼をいただいていますが、ゆくゆくは海外からのオファーにも応えてみたいですね。デザイナーになるにしても、働き方は人それぞれ。私はフリーになって、何でも自分でやりたいという欲求を満たせています。好きで続けている音楽活動と両立できるのも、自分らしい働き方だなと思っています。

グラフィックデザイン専攻へ