STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

空間プロデューサー
糸川 奏子Kanako Itokawa

PROFILE
28歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

次の時代を担う、そんな意識を持って仕事をしていきます。

空間デザインの勉強を始めようと思ったのは、自然の成り行きでした。学生の頃から、ジェームズ・タレルや宮島達男のような、空間に入り込んで行って、世界観を体感できるようなインスタレーションが好きでしたし、フランスに留学した際、生活の中に自然に馴染んでいるデザインの存在に気づいたということも影響していると思います。その後、社会人になって不動産会社で賃貸やリフォームの営業をやっていたのですが、もっとデザインで提案できるような仕事をやっていきたいと思うようになりました。 空間のコンセプトを決めるために、街を歩きながら、キーワードをいろいろ思い浮かべたり、家で紙を切ったり貼ったり組み立てたりしながら、デザインを考えたり…。学校に通っている期間は、本当に充実していました。実際に仕事をしているような授業内容についていくのは大変でしたけど、先生たちはケアしてくれるし。クラスの友達と夜中までLINEで「明日提出の課題、ここわからないんだけど…」なんてやりとりしたりするのも楽しかったな。グラフィックデザインや3DCG専攻の友達とも意気投合して、将来みんなで会社立ち上げようね!とも言っているんですよ。修了後は、『コンテンポラリープランニングセンター』に就職が決まり、空間プロデュースという、まさにやりたいと思っていた仕事に携わることができました。今後、自分のやったことが、次に繋がるような仕事をしていきたいですね。身近な例えだと、自分の仕事が評価されて、次の発注に繋がったり。もっと言うと、次の世代・時代に繋がるような…。次の時代を担っているという意識を持って仕事していこうと思っています。あとは、仕事とは別に、自分の個展を開くことも目標の一つです。今温めているアイデアがあるので、いつかそれを表現できるような機会をつくっていきたいですね。

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