STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

グラフィックデザイナー
佐々木 海Kai Sasaki

PROFILE
25歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO デジタルコミュニケーションデザイン専攻

ブランドの良さを引き出せるようなデザイナーを目指します。

幼い頃に通っていた幼稚園の園長先生が画家でした。自分は絵をあまり描いていた訳ではありませんが、園の制作する空間がとても好きで影響を受けましたね。その後、仙台で生まれ育った自分は実家が被災に遭い、大学時代は沖縄に進学し、仙台や東京とも違う町や文化を見てきました。例えばそういうところで、絵を描くことや作ることが役立たないものだろうか、と考えたことがデザインの道を目指すきっかけとなったのです。 デザイナーになると決心してからは、色々なことを調べました。「一流のクリエイターはどんなことを考えているんだろう」と。そして著書を読んだり、特集されたテレビ番組を見て水野学さんの考え方に感銘を受けました。その段階で、この人の会社でデザイナーとしてやっていきたい、という気持ちが固まりました。そして今、『good design company』でデザイナーとして勤めています。様々な案件に携わり、今まででは想像できないような経験をしています。そして、ずっと働きたいと思っていたところで仕事をしているというモチベーションが、自分を動かしています。 このように、入りたい会社が決まっていたため、やるべきことは見えていました。まずは、デザインの基本スキルが短期間で身につき、様々なデザイナーの授業が受けられるこの学校に入学することを決めました。美大出身というわけでもなく、キャリアもない自分は、在学中にクライアントワークを行ったり、講師から紹介していただいたコンペに応募し、自分に足りない部分を補うように活動をしました。作品の点数や表現力は他の人に勝てないと思ったので、デザインをするにあたってとにかく細かくリサーチすることを心掛け、コンセプトやテーマなどの説明に注力しました。発注をする人はデザインについて何も知りません。だからこそ「なぜこのデザインなのかを説明できなければならない」ということは、在学中、特にクライアントワークをしていて気づいたことです。そして、そのことが今の仕事でも自分に必要とされていることだと実感しています。 今後は、ブランドの良さを引き出せるようなデザイナーになることが目標であり、そして、デザインということに限らず、仕組みや考えそのものを構築できるようになりたいです。

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