STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

空間デザイナー
大塚 皓英Hirohide Otsuka

PROFILE
25歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO 空間コンテンポラリーデザイン専攻

地元を離れた友達が戻ってくる、そんな街づくりに携わりたいです。

以前は専門学校で、大工の知識やエクステリアを学び、興味がインテリアにも及んでこの学校に通うことを決めました。思い返してみると、子どもの頃から空間に対するこだわりはあったかもしれません。小学生の頃はどうすれば部屋の居心地がよくなるか考えて、模様替えを年6回くらいやっていましたし、外で建物を眺めては、どんな人が住み、内装はどうだろう...と想像をめぐらすことが好きでした。

在学中は、授業はもちろん様々なことに積極的にトライしました。建築家のセミナーを受講したり、造園会社でアルバイトしたり。庭という空間も、以前から興味の対象でした。樹木の剪定などは、やり始めると夢中になりましたね。マイ剪定ばさみを購入したくらいです。空間デザインや建築に関わる、できる限りのことをやっていたら、課題、コンペ、インテリアコーディネーターの試験が同時期に重なってしまって。でも、締め切りが近いものを片っ端からこなして、一つひとつがカタチになった後は、自分でも成長を実感しました。

修了後は、建築設計事務所に入社し、設計職に就いています。緑のある空間をつくっていきたいので、庭を重要視する事務所のスタイルに大いに共感しました。外観、内装、家具にまでこだわる姿勢があることも、この事務所で働きたいと感じた理由です。将来は、兄と共に父が営む工務店を継ごうと思っています。実家から離れて暮らして久しいですが、地元・豊橋のことを考えることが増えました。そこに話題となるような場所を生み出すことが、自分の目標です。地元を離れていく友達が戻ってくるような、住みやすくて魅力的な街づくりに関わりたいですね。

空間コンテンポラリーデザイン専攻へ