STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

デザイナー
中田 ひなのHinano Nakata

PROFILE
28歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO デジタルコミュニケーションデザイン専攻

いつでも“ 好き” を追いかけて楽しく生きていきたいです。

絵を描いたり、工作をしたり、そんな子ども時代を過ごしていました。美大に入りたかったんですが、両親に反対され、大学では経営を専攻。それでも、心のどこかでいつもデザインを求めていた気がします。実家は家具屋で、両親も美術館に足を運ぶタイプ。デザインにまるで理解がなかったわけではありません。でも「仕事にするなんて」という思いがあったんでしょうね。そこで福岡の電気工事会社の事務職に就きました。職場の上司に、自分の絵を見せたことがあったんです。「将来そっちの道に行くの?」と言われハッとしました。これで終わりじゃない、今からでもデザインの道を目指せるかも…とその気になり、東京に出てきました。

この学校を選んだ理由のひとつは、一度社会人を経験した人たちがたくさんいることですね。社会人がデザインをみっちりと学べる環境で、「私でもできる」と思わせてくれました。現役プロの先生たちが自らの仕事で実践していることを教えてくれたり、褒めるところは褒め、指摘する点はしっかり指摘してくれることも有難いと感じました。

現在は、地元である島根と東京の2拠点で展開しているデザイン会社で、デザイナーとして働いています。実家の家具店のロゴをデザインしたり、友人に頼まれてデザインしてあげたり…仕事でなくても表現すること自体が、ライフワークになっているような感覚です。楽しく生きていくために、その時々で好きだなと思うことを、ずっとやっていきたいですね。在学中はコロナ禍だったので、クラスメイトとは修了してからのほうが仲良くしています。好きなデザインの話ができる友達の存在はとても大きい。ずっと仲良くしていきたいです。

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