この学校で学んだことが、人生のターニングポイント。
最初は、趣味の絵を描くのにグラフィックソフトが使えるといいな、という気持ちで授業を受け始めました。病気で2年半ほど療養していて、落ち着いたら学ぼうと思っていたんです。そして、この学校に通い始めるとデザインが面白くて、のめり込んでいきました。授業を受けるだけでなく、受講生主体のイベントやコンペを企画、運営したり...そういったことを、学校もやらせてくれたし、他の受講生たちも賛同してくれました。修了生4人でデザインユニットを組んで、クライアントワークにも取り組みました。治療していた期間、いろいろなことを制限されて生活していたので、その反動だったのかもしれません。この学校は、それまでの人生のターニングポイントであり、今の自分を形成している大切な要素、と言っても過言ではありません。グラフィックデザインのコース修了後、しばらくフリーランスでデザインの仕事をしていたのですが、もっと社会に、外に出ていきたいと思って就活することに。でも、その間、結婚や出産をし自分の状況も大きく変わっていました。業界未経験で30代で子供もいる、普通に就活するには難しい要素が並んでいたので、Webデザインのスキルアップもしていきました。そう簡単にはいかないだろうと覚悟しての就職活動でしたが、グラフィックデザインの作品も含め、これまでやってきたことをポートフォリオに込めアピールした結果、『ニジボックス』にWebデザイナーとして就職できました。Webデザインの仕事をして思うのは、技術はもちろんですが、コミュニケーションスキルが求められるということ。これまでフリーでやっていましたが、チームで仕事する上では一番大事なことなのかもしれません。みんなで一つの目標に向かう職場環境が自分に合っていて、とても充実しています。いずれはマネジメント業務ができるようになりたいですね。クリエイティブに関してだけでなく、そのプロジェクトが目指す本質は何か考えたり、みんなが働きやすい環境になるよう工夫したり、組織に入ってその全体を見渡す感覚が新鮮で、やってみたいと思っています。
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