一目見て「良い」と思えるデザインを目指しています。
子供の頃から、両親の仕事の関係で音楽や漫画、雑誌、ファッションなどが身近にある環境で過ごしていました。文系の大学に進学しましたが、自分のやりたいことや好きなものはなんだろうと、就活の時期に改めて考えたんです。小さい頃からこだわりのあるデザインが好きだったことを思い出し、自分もデザイナーになりたいと思うようになりました。
この学校への入学を決めたのは、1年間でグラフィックやWeb、ブランディングなどのデザインを網羅できるから。性格的にも、1つの分野を極めるより色々なことに挑戦するほうが向いているんです。実際授業を受けてみてどれも面白かったし、クラス制だったのでモチベーションを保ちやすかったですね。大変だったことは、課題の提出期限を守ること。課題提出の時期が被ったり、それ以外にもやることがたくさんあったので、タイムスケジュールをしっかり組んで対処。在学中はずっと忙しくしていましたね。でも、その甲斐あって、様々な分野の作品をポートフォリオに掲載でき、就活の際に評価されました。
現在は『ダイナマイト・ブラザーズ・シンジケート』に勤めています。デザインをする上で大事にしているのは、一目見て「良い」と思えるかどうか。余白やバランスを大事にし、説明的なデザインにな
らないようにも気をつけています。制約がいくら多くても、最終的に自分自身が純粋に「良い」と思えるデザインに持っていけるか。そういうものは得てして作っていても楽しいと感じるものです。今後の目標は、アートディレクターとして、子供の頃から身近だった漫画やアニメに携わること。ファッションも好きなので、それに関連するデザインにも挑戦してみたいと思っています。