プレックスプログラム レポート

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「造る描く!自分も皆も!」

2017年2月11日(土)

クリエイティブディレクター/デザイナー

中野 一男 氏

Kazuo Nakano

<PROFILE>

「SONY」「TOYOTA」「富士通」など、多くの企業のポスター、CI/VIなどプロモーションツールのデザインを担当。
紙媒体を中心に、グラフィックや3DCG・ムービー等のソフトを使い、現在はWebデザイン、3DCGデザイン、写真、映像と様々なメディアでの表現を行っている。また、Webコンテンツのプランニング、電子書籍のプランニング、空間デザインなど、各種プランニング業務やクリエイティブソフトのチュートリアルの執筆やデモンストレーションなども行う。フリーランスのクリエイターによる制作組織である『Project BB』を発足および運営し、様々なメディアで活躍しているクリエイターとクライアントとのマッチング業務も行っている。東京デザインプレックス研究所講師。

中野 一男 氏

ワークショップ:「造る描く!自分も皆も!」

ワークショップ1

本日のプレックスプログラムは当校の講師でもあるクリエイティブディレクター/デザイナーの中野一男さんです。中野先生はグラフィックの分野にとどまらず、3DCGデザイン、Webデザイン、映像と幅広い分野で活躍されています。今回はそんな中野先生と一緒に、講義なしのすべてワークショップという、いつものプレックスプログラムとは少し違った趣向で行います。講師の方々の中でも一段とファンの多い中野先生。会場には現在受講している生徒以外にも、「また中野先生の授業に参加したい!」という中野さんの下で学んだ生徒も数多く集まりました。

ワークショップ2

今回のワークショップの大きなテーマは「造る描く!自分も皆も!」。「2017年春」をイメージした作品をまずは1人1枚、画用紙に自由に表現してもらいます。そしてそれぞれの作品を繋げて一つの作品を描き造っていくのですが、実は配られた画用紙には事前に謎の線が書かれています。全ての作品を合わせるとある文字が浮かび上がってくるという面白い仕組みになっているとの事で今から完成が楽しみです!一体どんな文字が隠されているのでしょうか。

ワークショップ3

テーマが「2017年春」という以外は色や素材など、全てに置いて自由なので、みんな具体的なイメージを固めるまで悩んでいる様子でした。だからこそ一人ひとり発想が異なって面白いものが出来上がると中野先生は言います。そんな言葉通り、折り紙や雑誌、カラーマーカーなど、様々な道具や素材を用いて作品制作に取り掛かっていきます。インスピレーションを大事にして、先生をアッと言わせる作品に仕上げてほしいと思います!

ワークショップ4

春といえば、一番に思い浮かぶのは桜の花だと思います。しかし桜の花と言ってもみんなその表現方法はさまざま。紙をちぎってみたり、イラストで描いてみたりなど、それぞれ個性あふれるアイデアで制作していきます。また、桜の花だけではなく、青空や虹、中には振袖などバラエティに富んだ作品に挑戦する生徒も数多く見受けられました。色んな同じテーマから作っているものの、同じようなデザインは一つもなく、みんなの想像力に驚かされます。普段デジタルで作業している人が多い中、こういったアナログでものを作る事に新鮮さを感じた人も少なくないのではないでしょうか。

ワークショップ5

みんな少しずつ形になって来たようですが、作業はまだまだ続きます。折り紙や雑誌を切ったりする人もいれば、ひたすらカラーマーカーで色を塗っている人もいたりと様々な手法で作品を作っていきます。限られた時間の中で、みんな和気あいあいと楽しみながら作品作りに没頭していました。他の人たちの作品やアイデアを見ることができ、いい刺激になったようです。普段中々関わることがない他のクラスや専攻の人と交流を深める事ができるのもこのプレックスプログラムの醍醐味の一つです。

ワークショップ6

完成が近づいてきました。それぞれ最後の仕上げに入っていきます。最初適当に切り貼りしていた人も作業が進んでいくにつれ、自分の表現したいイメージを固めることが出来た様子でした。デジタルの作業と違い、やり直しができないからこそ、より一層集中して作業するので、予想もしなかったアイデアや作品にたどり着くことを、このワークショップを通してみんな感じ取ってくれたと思います。あっという間に時間は過ぎ、いよいよ作品を一つに繋ぎ合わせます。さて、どんな文字が浮かび上がってくるのでしょうか!?

ワークショップ7

最初はどんな文字が現れるのか全く分からないまま、順次作品を貼っていきます。各作品が貼られる中で、「こんな発想があったんだ!」、「このアイデア面白い!」などといった声も多く上がり、中野先生を驚かせていました。中には折り紙で作った鶴を貼った作品や、作品に立体的なギミックを取り入れたりなど、ユニークな発想で会場を沸かせていました。いつものワークショップと違い、クライアントの想定がないので、好きなように考えて作れた事が盛り上がりをみせた一つの要因になったのではないでしょうか。

総評

45枚もの画用紙を貼り終え、ついに完成です!全てを繋ぎ合わせると、大きな「TOKYO」という文字が姿を現しました。その瞬間、生徒や中野先生から大きな歓声が。感想を聞いてみると、「久々に手を動かしてものづくりができて楽しかったです!」、「みんなのデザインも見ることができて勉強になりました!」など、全員で1つの作品を作ることの楽しさや面白さを、みんな今回のプレックスプログラムを通じて改めて感じてくれたようでした。完成した作品は、現在、学校の壁に飾っているので是非ご覧ください!今回参加した生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした!そして中野先生、本日は本当にありがとうございました!!

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